ちょっとだけ不機嫌

人間の醜さ(2015.10.10. 合流点)

 沖縄から帰ってきてから、お天気が良くなかった…というか台風がらみで強風、暴風雨、気温の急激な低下…が続いていたのだが、本日は風がやや強いものの晴天。今年北海道で蝶に出会えるチャンスはこれが最後かもと思い、お出かけする気になったのだが…
 向かったのは幕別町のイチモンジセセリ飛来地だったが、もう少し気温が上がってからの方が良いかなぁと思い、時間調整の為、合流点に寄り道を
した。途端に目に入ったのがこの光景。この場所は帯広RACのメンバーがごみ拾い活動を行っている(2014.4.20)場所。しかもゴミの不法投棄禁止を訴える看板の下。意図的な嫌がらせ以外の何物でもない。帯広・十勝の住人として、日本人として、いや人間として…うんざり!以前この場所で、企業ゴミを発見し、独自調査で企業を突き止め、直接当該企業に電話を入れ撤去を迫ったこともあったが。これは個人ゴミっぽかった。
 思えば、こうしたゴミが目立ち始めたのは、市町村がゴミの収集を有料にした時を境に急激に増えたのは言うまでもない。それまでは無料だった…というか税金で賄っていたハズ。消費税を初めとする様々な公共サービスの有償化は留まることなく、高額な税と保険料の負担による圧迫感をField自身もひしひしと感じている。終いには渡橋税、酸素消費税等と次々に新税金制度でも作る気か?お役所に言わせればマナーの欠如であろうが、所詮己の都合だけで生きている人間(人類)の今後がどうなるかは既に見えていると思う。極論と思われるでしょうが、はっきりと予言します。人類は自らの責任によりきっと滅びます。(言い過ぎ?かもね…)ま、それを見届ける前にFieldは他界しますがね…

 

倒木(2015.10.10 幕別町)

 次に目にしたのはこのシーン。梅雨が無いのが北海道。台風の影響が少ないのが北海道。…だったハズなのに、確実に十勝の(というか日本の)気象環境は変わっていると10年ほど前から感じている。昨日は十勝の浦幌町で6トントラックが風で横転というニュースも聞いたばかり。ニュースと言えば昨日、三国峠で積雪と聞いた。9月22日、沖縄から帰った日の十勝の気温が28度で、沖縄と変わらないと思ったばかりなのに、あれから半月で今日の最高気温は20度に届いたかどうなのか?雪が少ないハズの十勝も、間もなく雪で覆われるのかなぁ?


モンキチョウ(2015.10.10 幕別町)

 どよーんと落ち込んだ気分で幕別町に来た。この公園も花の数は例年より少ないと感じた。まぁ数日前に霜が降りたから当然でしょうね。一昨年まではここでイチモンジセセリを見たが、昨年は見ることが出来なかった。今年も無理であろうと思いながらの確認。それでも蝶の姿を見ただけで、少し元気になれるのは何故?まぁFielが蝶(超)単純なだけですね。

 

○○ガ(2015.10.10 幕別町)

 探していたのが…と言うか、出会えることを期待していたのはセセリチョウでしたが、セセリチョウより少し大きい。動きはやや鈍い。しかし、翅形はよく似てるよね〜。更に口吻の長さ、触角の形もチョウと何等変わらない。さすが同族(鱗翅目)だよなぁ。
 ヤガ科の一種かなぁとも思うが、夜飛ぶから夜蛾なのであろうから、日中飛び回っていたこの種が本当にヤガ科なのかどうか自信が持てない。どこかに蛾の先生居ないかなぁ。

 

クジャクチョウ(2015.10.10 幕別町)

 タテハはこれから冬眠するだけで、気温が高ければ飛ぶ、低ければ眠る訳で、気温が20度近くなった今日、飛んでいて当たり前。でも、アカタテハやヒメアカは姿がなかった。元気な姿を見せてくれたのはクジャクチョウだけ。
 この時期のクジャクを見ると思い出すのが、Fieldの庭に植えたランタナに、クジャクが止まったシーン(2011.9.18)なのだが、あれ?クジャクって西限というか南限ってどこだっけ?改めて調べてみたら滋賀県だった。やはりあのシーンは貴重だ!と改めて自己満足。(やはり単純!)

 

モンシロチョウ(2015.10.10 幕別町)

 本日最後はモンシロ。どうしてもオオモンシロじゃ無いよね?と疑うのだが、ここ数年オオモンシロの姿を確認していない。憎たらしく、苦々しく思ったチョウだったが、どうしたんだろうと心配したりして…。全くデタラメだよなぁFieldの気持ちなんて…ちょっとだけ反省!

 

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