燃えるような紅に染まった木の葉を想像し求めて長流枝内に出掛けたのだが、期待に応えてくれる景色は無かった。久しぶりに全身に汗をかくほど歩いたのになぁ。
　でも、もしかしたらもっと近場でそんなシーンが見られるんじゃないかと…欲張りっちゅうかご都合主義と言うか…ん？そっか諦めが悪いんだなきっと…。で、鈴蘭公園なんですが、黄色は有りましたね〜。でも紅は残念ながら無かったですね〜。

オオハクチョウとアオサギ（2012.10.27　合流点）

　で、次に向かったのが合流点。まー、ここは樹木自体多くないんで、期待している“色”に出会うのは難しいけど、でも何か…と期待して来てみると…ん！ちょいと距離は有るけれど、アオサギが居て、少し気の早いオオハクチョウが来てるよ！
　カメラを構えた途端にアオサギがtake off！あれま、驚かせちゃったかな？と、思ったら、えっ！こっちに向かってきたよ！！

　慌ててピンを合わせようとしましたが、辛うじて合焦したのがFieldの真横を通 過する直前でした。まー、本日のテーマである“秋”とは無縁かも知れませんがアオサギの生態写 真という意味ではまあまあでしょうかね。

　自宅に到着してしまいました。うーん欲求不満！こうなったらご近所で…と自宅から徒歩３分のお寺の前です。ここのカエデが例年ですと馬鹿にならないのでありますが…。うーんやっぱりダメだぁ。紅い部分もありますが、まだら状態で…うーん、未だ数日早いのかなぁ。
　仕方ないので、せめてツルウメモドキでもとカメラを向けたとき、飛び込んできたのがヒヨドリ！ヒヨドリを撮りたかった訳ではないのですが、まー飛び入り参加を認めましょう。

　で、その夜なんですが、旧暦で９月13日でありまして。だから何？って…まぁ知らない人が多いかな？旧暦8月15日の十五夜の月見は、中国でも日本でも共通 の行事として有名ですが、十三夜の月見は日本独自の風習で、認知度は低いようだ。
　しかし、両方の月見をしないと片月見（または片見月）と言って、縁起が良くないとまで言われているようです。しかし、十五夜は分かりますが、何で翌月13夜なんでしょうね？さらに翌々月（つまり旧暦10月）十夜もお月見だという説も有りまして、調べれば調べるだけ、様々な話が出てきて面 白いですね。
　で、この写真なんですが、出来過ぎ？だよね〜。まーお気付きの方も多いと思いますが、合成写 真であります。日中、合流点で撮影したススキと、夜撮った十三夜の月であります。リアルな写 真も撮って見たいと思いましたが、三時半ころなら可能だったかも知れません。

　 合成写真を作っていて、そう言えばこれも作って見ようと思ったのが広重の浮世絵“月に雁”であります。Fieldは昔（子供の頃）切手の収集を趣味にしていたこともありまして…持ってたんですね〜この図柄の切手。
　で、この写真は今年の十五夜の月と今年の春先の渡りのシーズンに撮ったヒシクイですが、ん？やっぱマガンにすべきだったかなぁ？その気になったらもう一度チャレンジしてみたいと思います（笑）