まだまだしつこくも…

モンシロチョウ(2012.10.14 幕別 町)

 いやいや、さすがに寒くなりましたね。先日なんぞ13度だもんね。え?最低気温??いやそうじゃなくて最高気温なんですけどね。まーそんなですし、今日の予報は傘マークが付いてましたんで、先週のお外歩きでベニシジミに会えたことで、今シーズンはもう終わりかも…と思ってました。
 本日、Fieldはちょいとしたイベントを抱えておりまして、9時から現場入りしておりましたが、風もなく穏やかな日で、お昼からちょいと中抜けを決行しました。気温は17〜18度でしょうか。行き先は先週と同じ幕別 でした。

 

ヒメアカタテハ(2012.10.14 幕別 町)

 先週はモンシロより圧倒的にモンキが目をひきましたが、今日はモンキが少ないと感じました。そして、先週出会えなかったヒメアカタテハが数頭姿を見せてくれました。 考えてみたらヒメアカは北海道でも毎年必ず姿を見せてはくれますが、越冬は出来ない種です。しかし、羽根は完品でしたね。
 北海道で越冬できない蝶と言えば、実は先週からFieldが幕別に来るのには理由がありまして…。お目当てはイチモンジセセリです。道南の渡島半島では、ほぼ毎年本州から渡って来るようですが、温かい年であればそこから海岸線を東進して姿を見せてくれます。しかし、東にテリトリーを広げ、日高地方から十勝地方にやって来るのは毎年と云う訳には参りませんし、ましてや十勝の中でも内陸に位 置する帯広周辺までやってくるのは数年に一度かそれ以上の間隔があるように感じています。

 

イチモンジセセリ(2012.10.14 幕別 町)

 酷暑・猛暑と言われた今年、絶対に十勝中部にも現れるという自信(?)は有った訳ですが9月末から急激に平年編みそして平年以下の気温になり…あれぇー?大丈夫かぁ??そう思いながらも、いやきっと来る。きっと会えると信じてちょこちょこ覗いていた訳です。いや、自宅からね10分ちょいとの所なもんでね。
 もう一つイチモンジセセリに会いたかった理由がありまして、7月にSENNSEとご一緒したときに彼がイチモンジセセリを撮りたいって言ってたもんでね。じゃあ何とかチャンスを…と企んでいた訳であります。
 当然このシーンを見て携帯電話をかけました。ん?出ないっ!また不携帯だな!じゃしほわん…な何っ!こっちも出ない!おっとイチモンジ見失う。あれっどこよ?……なんて状態でしたが、結局連絡取れず。あのなぁ折角SENNSEに喜んで貰おうと頑張ってんのになぁ!

 

クジャクチョウ(2012.10.14 幕別 町)

 ところで先週、居て当然と思っていたクジャクチョウに会えませんでしたが、今回は…居ました。でもさ、何か落ち着かない。何か変だなぁ?と写 真(下の写真)を撮った直後に思った。で、慌てて違う写真(上の写真)を撮った。ん!そっか後翅の目玉 模様が無いからだ。
 でもさぁ、後翅の目玉模様が無いのか?それとも前翅に隠れているだけなのか??
 気になって、さっきのクジャクを探すが、もう見あたらなくなっちゃったよ(汗)気になるなぁ。帰宅して夜になってから、ようやくSENNSEと連絡が取れたけど、来週末SENNSEがイチモンジに会うには、この一週間以内に霜が降りないこと、そして次週末の気温が直射日光下で18度以上になること…など条件は厳しい。条件が揃えばFieldもこのクジャク探しをしたいと思う。

 


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