ジャンルお構いなし

トノサマバッタ(2012.08.25 音更町)

 TVを見ていたら、今年の十勝地方真夏日が例年より2日多いのだとか…うーんどうも解せない!例年より今年が暑いなんて全く感じていなかった。で、自分で解析すると…気温が上がっても長続きしない。目まぐるしく天候が変わり、昨日と今日で最高気温の差が10度なんてことも有った。そーかー、暑さって奴は何日も続くから“今年は(も)暑いなぁ”と感じる訳で、1日おきに暑くても耐えられる訳ですね〜。
 で、早くも8月最後の週末でありますが、どこへ行くというアテもなく。かと言ってお家で隠ってちゃあいけないなぁと思いうろうろしてみました。蝶は…ヒカゲ・クロヒカゲ・モンキがやたら目につきますが後は目ぼしいものは飛んでませんでした。
 ただ、こいつの出現に少し驚きましたよ。最初は“イナゴ?”と思いました。やや小振りだったもんでね。でも、よーく見るとトノサマでした。なぜ驚いたかと言いますと、音更でトノサマを見た記憶が無かったのですよ。

 

マルハナバチ(2012.08.25 帯広市)

 マルハナバチだ。そう思った。しかし何か違う気がして撮影した。いや確かにこのマルハナも見たことはある。しかし、見慣れているのは黄色の部分がもっとクリーム色っぽい奴で、もう一回り体も大きかったぞなぁ。
 で、調べてみたら見慣れた奴はオオマルハナバチで、この写 真はセイヨウオオマルハナバチ…かな。他にトラマルハナバチとかコマルハナバチとかミヤママルハナバチ等々…マルハナ系だけでも何種類か居るようです。

 

アオサギ(2012.08.26 士幌町)

 平成6年、Fieldは帯広市教育委員会にかけ合った。十勝地方に住む子供達が、本当に使える図鑑を作ろうよ!…と。確かに本屋を探せば子供向けの図鑑はある。しかし、北海道には無い花、北海道には居ない昆虫が満載なのだ。しかも子どもが手にしそうな簡易版であるほどその傾向は強い。
 自分で見つけた花や小鳥や昆虫の名前を自分で調べて欲しい、そんな思いに当時の帯広市立光南小学校校長であった福井氏が賛同してくれて、強力に後押しをしていただき、現実の物になった。まず平成7年“帯広の植物”発刊。これが大好評で、福井氏から電話が来る。“次は動物編を出すことになったが、やってくれるよね?”かくして平成11年“帯広の動物”が発刊された。
 あれから10数年。改訂版を出して欲しいと市に申し出ても予算がないのは想像が付く。だったらネット版でどうでしょうと、ネジ巻きを始めた。実現するかどうかワカランけど、Fieldが郷里の次世代にプレゼント出来るものはそれくらいだからね。まーそんな思いもあって、最近はジャンルに拘らず生き物にレンズを向けている次第です。

 


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