執念という程でも無いのですが…

カワアイサ(2012.02.04 大津漁港)

 ここのところ何となく調子が悪かった。最初はお腹。もともとお腹は弱い方で、何か有ると直ぐに調子を崩す。それだけで終わるのか、何かの予兆なのか?ま、とにかく普通 に出勤してお仕事…。売上が無い割には忙しいのである。
 2月1日(水)朝は未だ何ともなかった。しかし、昼食を食べようとしたが入らない。少しのご飯とお茶だけで済ませた。寝不足?飲み過ぎ?風邪?いずれも身に覚えがあって否定はできない。夕刻、体中がだるい。関節が軋むような感覚。ヤバイ!高熱の前兆っぽい。終業後、直ちに自宅に戻り中国茶をティー・ポット1杯を飲み、Fieldの風邪の定番対処法…ジキニン顆粒と栄養ドリンク(タウリン3000mg配合)1本を飲んで寝た。久々のノン・アルコール・デイ。13時間眠った。ん?平日の3倍だぁ!!

 翌朝…、あれっ?意外と元気だわ!昨夜寝る時には、明日はダメかもと思っていたのに。8割方治った感じだよ。そして更に翌金曜日。ん?ほぼ完治?!実は週末、例のレンズを持ってまたまたタンチョウに挑戦しようと思っていたのにどうしましょう?

 

ん?何??(2012.02.04 浦幌町)

 でもねー、お仕事が忙しくなりかけですから、寒い中遠出して折角治りかけた体調をまた崩しては大変です。近場にしておきましょうってことで、大津漁港を目指しました。何か海鴨でも来てないかなぁ?少なくてもオジロとか猛禽くらいは見られるだろうと思ったのですが…居たのはホオジロとアイサとキンクロだけでした。残念!
 で、思い出したのですが、ここから十勝川に架かる橋を渡ったところが浦幌町で、ユキホオジロが出ているとの情報をJさんに頂いておりました。実はその後2度程行ったのですが、1度は完全な空振り、2度目は、何だかそれらしき姿を遠くから見ただけでした。あれから数週間経ってはいますが、執念深く覗いてみる事にしました。

 ポイントの農道に入ると直ぐに道路脇からちょいと大きめの鳥が飛びました。れれっヒバリ?まさかねー。色とか大きさとかはヒバリっぽかったのですが、結局種類を特定することは出来ませんでした。そのまま、ゆるりゆるりと車を走らせていると、今度は道路脇の木の上に6羽程の小鳥の群。しかし、遠過ぎます。とりあえずシャッターを切って、更に近づくと、ららっ逃げられたっ!

 

ん?何??(2012.02.04 浦幌町)

 先程飛び立った小鳥達は上空で旋回し、また農道の脇に降りたようです。よし、こうなったら正体を突き止めるまで何度でもこの農道を往復してやるぞっ!ところで、その農道は南北方向に延びています。従って南下すればモロ逆光。北上すれば順光の繰り返しです。
 結局3往復くらいしたでしょうか。小鳥達もだんだんFieldの車に慣れてきたように思います。徐々に逃げるタイミングが遅くなって来たような感じ…しめしめ!しかし、こりゃあどうもユキホオジロとは違うみたいだぞ!

 

ツメナガホオジロ(2012.02.04 浦幌町)

 どうやらツメナガのようです。そう言えばJさん“地味だけど珍しいツメナガホオジロが居るかも”って言ってたもんなぁ。で、どんだけツメが長いのかアップにしてみました。なるほど、確かに長いわ!
 さて、とりあえず浦幌へ来た甲斐があったと一安心なのだが、もう一つ気になることがあった。そう、先程この農道の入り口で最初に出会ったヒバリのような鳥である。また舞い戻っていることを信じて車をゆっくり進めた。

 

ホオアカ?(2012.02.04 浦幌町)

 居たよ!居ました!!しかし、また背中を向けてトコトコ走り出した。ヤバイなぁ、これじゃあまた種類を特定できないまま逃げられてしまう。そう思った時立ち止まって少し左を向いてくれた。今がチャンス!カシャッ!
 次の瞬間鳥さんは道路を横切るようにして飛んで行った。で、アンタ誰よ?お顔はコホオアカを思い出すが、大きいのである。そうヒバリ?と思ったくらいだからね。じゃあホオアカ?でも、ホオアカってこの時期北海道に居たっけ?今年の北海道、例年より寒いしね〜。

 で、結局またワカランの仲間入り。えっ?情けない?た確かに…トホホ…


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