渡りの聖地 その1

マガン(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 先週の浦幌では、20〜30羽のヒシクイを見ただけで終わってしまった。そしてそれが、先発隊なのか、旅立ちの遅れたグループなのか、とても気になっていた。もし、あれが先発隊なら、今週か来週には渡りのピークが来るはずだ。昨夜は深夜まで仕事を続け、概ね目処が立った。よ〜し、浦幌へもう一度行こう!
 そう思った背景には、もう一つの複線があった。実は、帯広RACのメンバーに声を掛けてあったのだ。昨日は晴天、そして今日は曇天、しかも午後から天候が崩れるとの予報もあり、少々決断が鈍っていた。ところが昨日、メンバーのK.T.さんから、“明日はあまり天候が良くないみたいですが、 充実した日になるよう、思いっきり楽しみます”とのメール。いやいや、これはもう行くっきゃないでしょう(笑)
 
かくして、RACメンバー2名・準メンバー?1名で出発。まずは、CAT MINTのJさんの家を目指す。到着直前に見慣れぬ赤い鳥が飛んだ。ん?何だ??もしかしてCAT MINTのトップに貼ってあったオオマシコか?と思ったが一瞬の出来事で姿を見失った。うーん悔しい!そんなことがあったが、とにかくJさんをpic upして浦幌を目指した。すると浦幌手前の豊頃でマガンの群発見!これは、幸先良いかも!!!

 

ノスリ(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 更に浦幌方面を目指しているときに、猛禽類が飛んだ。トビでは無さそう!すかさずJさんがノスリだと教えてくれた。ノスリは過去に、それらしい姿を発見したことがあるが、撮影は初めてだった。ところが、2枚撮影して、もっと近づこうとした時にtake off!残念ながら証拠写真程度にしかならなかった。

 

ヒバリ(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 これまたヒバリの証拠写真(苦笑)こんなに早くから来てるんだぁ…と感心!また群で居る姿も珍しく感じたので、とりあえず掲載する。ところで、ヒバリは帯広市の鳥で、お仕事に使いたいとずっと考えているのに、未だにまともな写 真は撮れていない。

 

チョウゲンポウ?(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町


 一度海岸線に出てみたら、小型の猛禽類の姿があった。それが特徴的な動きで面 白かった。やや風があるものの、空中の一点で、ピタリと制止状態でホバリングしている。1〜2分すると、少し移動してまたホバリング。これを幾度も繰り返している。飛翔技術レベルは高そうだ。目頭から下に黒い線が見える。どうやらハヤブサ科であることに間違いは無さそうなのだが、ハヤブサでもなさそうな気がする。チョウゲンポウという名が浮かんだのだが、果 たしてこの時期北海道に居るものなのかどうか、全く自信はない。(どなたか、Help me!)

 

ケアシノスリ(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 次にお目にかかったのが、ケアシノスリ。先程のノスリとは趣が違う。こちらは、比較的近くまで近寄ることを許してくれたので、しっかり撮影できて満足!
 しかし、ここへ来て猛禽類オンパレードの様相になってきた。おっかしいなぁ?ガンを見に来たはずなんだけどなぁ?? (つづく)

 


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