山親父の目覚め?

タンチョウ(2009..03.15 浦幌町

 3/1 mtanaさんに会いに行ったが、その顛末をField Noteにまとめる余裕もなく、今日に至ってしまった。その間、沖縄の盛田さんが亡くなったとの訃報が入った。18年程前、親友の長男が小児癌で亡くなったが、お通 夜にも告別式にも行くことは出来なかった。その事を思い出した。あの時は悲しく辛い気持ちで仕事と格闘していた。
 盛田さんとは、昨年7月の沖縄で初めて出会った。それ以前は、彼のサイトを幾度か覗いた程度だった。初めて出会った彼は、素朴かつユニークとの印象だったが、元来無口の人なんだと感じた。結局あまり話も出来ずにいたが、一方でもっと話を聞きたいとの思いもあった。次回沖縄を訪れた時には…との思いも適わぬ 事になってしまった。せめて地べたが繋がっている土地なら、仕事を放ってでも…という気持ちであったが、今回もまた何もできぬ 、己の力の無さに落ち込むこととなった。
 13日、市内の中学校の卒業式があった。Fieldも来賓祝辞を述べに某校を訪れ、もらい泣きをしてきた。と同時に、ちょっとだけ仕事に余裕が出来た。昨日土曜は仕事をしたが、今日の日曜、半日くらいならと言うことで、浦幌町を訪れてみたら、いきなりタンチョウの姿を見つけた。成鳥だったが、シングルのようだ。今年の浦幌は未だに雪深く、そのタンチョウは堆肥を積んだ場所にいた。周囲のロケーションが良くないので、アップで撮った。

 

ヒシクイ(2009.03.15 浦幌町

 この時期の浦幌に期待するのは、ハクガン・マガン・ヒシクイの姿なのだが、うろついた結果 、ヒシクイを30羽程度目撃しただけだった。それも、こちらに2羽。あちらに5羽…ってな感じでトータルの数字だった。
 これが先発隊なのか、出発が遅れた個体なのか分からない。去年の状況を考えると次週が渡りのピークかも知れないが、気温を考えると、もう殆どが既に渡った後かも知れない。

 

トビ(2009.03.15 浦幌町


 猛禽類ではオジロの幼鳥を目撃したが、写真は撮らなかった。走行中Fieldの車に平行してトビが飛んだ。強風だったせいか、なかなか上昇できずにいるようだったので、車の窓を開けて数枚撮ってみた。

 

御膳蕎麦(2009.03.15 幕別 町 百笑庵

 午後からは仕事…と思っていたので、そろそろ引き上げの時刻だが、お腹が空いてきた。久しぶりに駒畠の百笑庵に寄ってみた。久しぶりだったので張り込んで御膳蕎麦を注文。今のお腹の空いた状態には丁度のボリュームだ。相変わらず蕎麦はコシがあって旨い!
 その後帯広川を覗いたが、オオハクチョウの姿さえ無かった。既に北へ向けて旅立ったのであろう。気温は時期に相応しく上昇しているものの、積雪が例年になく多く、渡り鳥の出現時期が読めない。おそらく蝶の発生も同様であろう。難しい年になりそうだという予感をひしひしと感じている。


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