渡りの聖地 その2

ヒシクイ(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 ポイントを移動中にようやくヒシクイの群を見つけた。ちょっと遠いがそこそこ数は居そうだ。道の反対側には、オオハクチョウの群も来ていた。あれ〜。ここでオオハクチョウの群なんて、過去に見た記憶がない。何だか不思議な気がしたが、考えてみたら、今まで見たことがなかった事の方が不思議だったかも知れない。
 そういえば、ヒシクイの奧にもオオハクチョウの姿が見える。そう思った時に、Jさんから“居た居た!”との声が上がった。え?ハクガン?どこどこ?よーく見たらヒシクイとハクチョウの中間にやや小型の鳥が見える。

 

ハクガン(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 ハクチョウより更に白く、風切羽の部分がちょこんと黒い。え?でも待ってよ。よーく見たら居るわ居るわ。20羽は居るんじゃない?
  例年、マガンやヒシクイの数百羽の群の中に紛れて1〜2羽とか、多くても5羽くらいしか記憶にないのだが、これは凄い!Jさんも大喜びだ!

 

モズ(2009..03.22 豊頃町〜浦幌町

 ヒシクイ・マガン・ハクガンと、御三家がそろい踏みし、とりわけ20羽ほどのハクガンを見たことで、大満足!そろそろお腹も空いてきたし、駒畠へ戻ろうと走行中に、何かが前を横切り右手の低木に止まった。Jさんはオオモズかも…と双眼鏡を覗くが、オオの付かないモズだった。

 

キタキツネ(2009..03.22 幕別 町

 百姓(笑)庵の駐車場は思いの外、空いていた。Jさんは、ここで下ろしてくれれば良いからと言ったが、先程Jさんの家の手前で、オオマシコらしき鳥を見ている。また見られるかも知れないからと、家まで送ることしたが、まさか本当に居るとは思ってなかった。
 ところが、居た! 今度はJさんも、間違いなくオオマシコだとお墨付きをくれたが、撮影可能な距離になるまえにまたまた林の中に逃げ込まれた。うーん悔しい!でも、仕方ない。諦めてお宅までお送りし、百姓(笑)庵に戻って腹ごしらえをした。Fieldは漬けとろ蕎麦の大盛りを注文。メニューには無いのだが、これが好きなもので、時々無理を聞いて貰っている。そのやりとりを聞いていたS.O.さんも漬けとろ蕎麦。S.S.さんはかしわ蕎麦、K.T.さんはゆり根蕎麦で、皆さん満腹!
 何時の間に店内は込みだしてきた。そのせいか、長崎さんが蕎麦打ちを始める。その職人業に一同釘付け。5月には皆さんも体験することになっているのだが、まあ予習みたいなもんでしょう(笑)

 

オオマシコ(2009..03.22 幕別 町

 そろそろ戻ろうと立ち上がったら、作業場から長崎さんが出てきて挨拶していただいた。玄関を出て、車に乗ったところで、お店の方が玄関まで出てきて何か言っている。ん?眼鏡?あら、Fieldのだわ。忘れるトコだった。ありがとう〜。
 帰る前に気になって、もう一度先程オオマシコを見た場所に寄ってみる。2匹目のドジョウは居たけれど、3匹目は…あら?居たよ!何だか今日は強運だわ!!しかも今度は道の脇の低木に止まってくれた。姿は視認出来るが、小枝が邪魔をして撮影が難しい。それでも何とかそれと分かる写 真になった。やったねっ!
 その後のスケジュールは、シマエナガ探しだったが、小雨がぱらついてきた。取り敢えず音更の公園を少しだけ覗いたが、鳥の姿は無かった。今日はもう既にたくさんの鳥に会えたからこれでお仕舞いにしようと言うことになった。朝からのハンドルで、少し疲れはあるが、わいわいがやがやと、楽しい一日だった。つき会ってくれたRACのメンバーありがとう。そしてサポートしてくれたJさん感謝!またあそぼうね〜(笑)


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