粘り勝ち(浦幌町)

ウラギンスジヒョウモン(2024.07.14 浦幌 )

 7/13にジョウザンミドリシジミが大発生と書きましたが、他のゼフィルスが見たいという気持ちが大きくなりました。そこで思い出したのが、Fieldがまだ若かった頃、沢山のメスアカミドリシジミを見て、感激したスポットのことです。あそこに行ってみようと車を走らせました。
 そのスポットには小高い丘があり、曲がりくねった砂利道の林道が有り林道脇の樹木に狙った蝶が居ます。その林道には下にも上にも行ける舗装された別 の道があります。ポイントが林道の下の方なのか、上の方なのか思い出せずに、結局林道の上に車を停めて歩き始めました
 直ぐに目に入ったのは、ウラギンスジヒョウモンでした。下の写真はホザキシモツケのてっぺんに止まってくれて、ちょっと良い写 真が撮れたと思います。

 

ギンボシヒョウモン(2024.07.14 浦幌 )

 他にも今年未だ撮れていないヒョウモン類は居ないかと、集中してヒョウモン類を撮影しましたが、既に今年撮影済みのギンボシヒョウモンだけのようです。

 

アカマダラ・シータテハ(2024.07.14 浦幌 )

 林道を下り、もう半分以上下ったと思いますが、目指すメスアカミドリは姿を見せてはくれません。おかしいナー林道の脇の木々をじっくりと観察してきたつもりなのに…。不安を抱えながら更に林道を下りました。
 でも、一つだけ意識しながら歩いていました。それは、地べたに止まる蝶の姿は、イマイチ良くない!やはり蝶は植物と一緒に撮りたいと意識しながら歩いていました。

 

 

メスアカミドリシジミ(2024.07.14 浦幌 )


 林道を下って最後のエリアです。正直もうここにはメスアカミドリは居ないのではないかと諦めていました。ところが、坂の下、もうこの先は舗装道路というちょいと手前でゼフィルスの卍飛翔を見ました。
 しかし飛翔している場所が遠い!しかも崖の下で、近づくことも出来ません。どうしよう?でも待てよ。崖の下で飛翔するなら、こちらの目線は高く、木の葉に静止したときには有利なんじゃないの。そこから粘りましたね。
 距離が遠く、ドアップの写真は無理ですが、目いっぱいズームアップしての撮影でした。あれっ!あの辺りに止まった筈なのに…を繰り返しながら、まあまあ満足できる写 真も数枚撮ることが出来ましたので宜しかったのではないでしょうか。



  

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