寄り道の結果(丸瀬布〜チミケップ)

コヒョウモン(2024.06.29 丸瀬布)

 目覚めたのは午前6時でした。陽は照っていますが、さすがにこの時間では未だチョウは飛んでいないだろうと、1時間ほど車中で時間を潰していました。午前7時チョウ探しスタート。
 しかし、昨日は吸蜜活動が活発だったのに、花の廻りにチョウの姿はありませんでした。漸く見つけたのは、たっぷり陽を浴びた笹の葉っぱの上でした。そっかー、未だ体温が充分に上がってなかったのね。


カラフトセセリ(2024.06.29 丸瀬布)

 実はField、昨日、一つのミスをしていました。ヒョウモン類を夢中になって撮影していた時に、カラフトセセリが沢山飛んでいました。しかし、ヒョウモン類を優先して撮影をしていました。ところが午後2時以降、カラフトセセリの姿が見られなくなってしまったのです。
 えっ!何故?とても不思議でしたが、丸瀬布まで来てカラフトセセリの写 真が撮れないなんて情けない気がします。意地でも探すぞ!

 広く開けた草原で、カラフトセセリを探してみました。おそらく先ほどのコヒョウモンのように体温は充分に上がっていないでしょうから、どこかにじっと止まっているのではないかと予測して、ゆっくりゆっくり歩き回って何とか1個体ですが、撮影することが出来ました。

 

イチモンジチョウ・ミスジチョウ(2024.06.29 チミケップ )

 午前10時頃、丸瀬布を離れチミケップを目指しました。ここまでの走行距離は190km程です。チミケップに寄り道をすると全走行距離は500km程になりますが、折角ここまで来ているのだから、Fieldにとってオオイチモンジの聖地であるチミケップに寄りましょうと考えました。
 若い頃からチミケップへは7月の第一日曜日に行くと決めていました。そうして一度もオオイチモンジに逢えなかった事はありませんでした。ところが、湖北部から東側の林道を湖南に向けてゆっくり走行しました。後ろから車が来ると、その度に車を左に寄せ、追い越してもらいながらの走行でした。もしかして!と思うシーンは2度ほどありましたが、結果 出会えたチョウは、この2種だけでした。

 寄り道100km以上は、ガソリン代がもったいなかったなぁという印象です。でも、この日音更道の駅で沖縄物産展が開催されていることを思い出し、寄り道ついでの寄り道で音更道の駅にも行ってみました。今も島らっきょうを食べながらこの記事を書いています。まぁ良いっかぁ!

 


  

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