出逢い(丸瀬布)

エゾシロチョウ(2024.06.28 足寄町 )

 先週中札内でオオイチモンジに出逢った。ならばFieldがオオイチモンジの本場と思い込んでいる北見方面 へ出掛けてみようと思い、天気予報と睨めっこをしていた。かつてオオイチモンジは、7月の最初の週末に出掛けると決めていたが、これだけ気温が高ければ、既に発生しているであろうと予測しての決定です。
 走行中足寄の日当たりの良い原っぱを覗いて見たら、そこはエゾシロチョウだらけでした。かなりの数でしたが、他には特に目に着く種類は居ませんでした。でも、この黄色い花は何でしょう?マメ科ではあると思いますが…。

※この黄色い花は、センダイハギではないかとF.B.上でご指摘を頂きました。感謝!

 

エゾシロチョウ・シロオビヒメヒカゲ(2024.06.28 丸瀬布 )

 お昼チョイ過ぎに丸瀬布に到着しました。チミケップが先か丸瀬布か悩みましたが、車中泊を考えていましたので、自宅から190kmと遠いのですがこちらにしました。
 先ず目に着いたのはエゾシロチョウでした。こちらでもかなり発生しているようです。でも、樹木の花に止まるシーンは珍しいと思っていましたが6/8以来2度目です。

 その樹木の下に咲く花にシロオビヒメヒカゲが居ました。まだ元気だったのね。

 

コヒョウモン(2024.06.28 丸瀬布 )

 このエリアで一番気になったのがコヒョウモンでした。発生数も多い気がします。何故コヒョウモンが気になったのかと言いますと、撮影した後ではコヒョウモンだと言えますが、撮影中はコヒョウモンかナミヒョウモンか?それを特定できる写 真を撮らなければと、結構緊張しながらの撮影です。
 取りあえずある程度の枚数が撮影でき、翅の表も裏も撮れたのでやれやれです。

 

キベリタテハ・エゾシロチョウ(2024.06.28 丸瀬布 )


 車中泊予定のエリアに車を止めると、キベリタテハの姿が見えました。でも昨年生まれの越冬態だよねーと思いながらも、何とか撮影しましたが、思った通 りでした。しかし、この個体が昨年の8月生まれだとしたら、既に10ヶ月生きている事になります。長寿だよね〜。
 林道を更に奥へ行ってみました。そこはエゾシロチョウの楽園状態でした。ところでこの写 真、ムラサキツメクサに2頭の雄が並んで吸蜜しています。周囲にはシロツメクサが沢山咲いているのですが、圧倒的に人気があるのはムラサキツメクサのようです。
 ついでながら、林道は前回と同じ場所で封鎖されていました。写真は、当サイトの2021.7.4に掲載していますが、あれから3年です。開通 の見通しは無いのかなぁ。

 

オオイチモンジ(2024.06.28 丸瀬布 )

 車中泊予定地に戻ってきました。間もなくそこへお客様がお見えになりました。それは本日のメインゲスト、オオイチモンジです。Fieldの車の4〜5mくらいの所を歩いては止まり、また歩いては止まるという行動をしていました。僅かな水分を吸引している様子です。
 今回はFieldの車の色には関係なさそうです。ちょっと残念な気もします。

 

ウラギンヒョウモン(2024.06.28 丸瀬布 )

 オオイチモンジが居なくなった後で、遠くにヒョウモン類らしき姿を見つけましたが、先ほどのコヒョウモンより大きそうなので確認に近寄ってみるとウラギンヒョウモンのようです。
 その後野営の準備で炭火を興していました。勿論オリオンビールを飲みながらです。そこへ車が一台やってきました。乗っていたのは男性一人でした。しかし、何と沖縄の方でした。 Fieldが沖縄好きで、今もオリオンビールや泡盛を飲んでいること等アホな話をしました。

 もしかして、今日のチョウとの出逢いより、もっと楽しい出逢いであったかも知れません。またいつかお会いできたら幸いです。

※一時ギンボシヒョウモンと記載しましたが、ウラギンヒョウモンの間違いでしたので訂正します(汗)

 


  

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