データ更新日:2001.12.31

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●2001年12月31日

十勝地方の北部に糠平湖という湖があります。音更川本流に造られた湖で、夏はニジマス、ブラウン、サクラマス等が釣れますし、近辺は蝶の宝庫でもあります。そして冬はワカサギの氷穴釣りのメッカでもあります。そこへ大晦日に出かけるのがもう10年近く続いた恒例行事となっています。早朝4時30分頃帯広市を出発して6時過ぎに湖畔に到着、そこからリュックやソリに釣り道具、テントなどを満載し、雪をかきわけて汗だくになりながら湖面に到着する頃には空が白んできます。こんなハードな釣りが何時まで(何歳まで)可能だろうと思いながらも、今年もやってまいりました。何で大晦日なのかと申しますと、大晦日にここまでやってくる酔狂はほとんど居ないからです。正月になっちゃいますと、湖のあちらこちらで巨大なテント村が出来るほど賑わいます。それでもワカサギは釣れるのですが、私の本当の目的は他にあります。生きたワカサギを餌にして釣るサクラマスです。(写真上段左今回の私の釣果)この魚は神経質で、氷上の人の足音に敏感に反応し、警戒してしまいます。だから、大晦日が最大のチャンスなのです。ワカサギをたらふく食べてコロコロに太り脂がのった、しかも冷たい水で身のしまったサクラマスの刺身が、私の正月の酒の肴になります。大晦日に出かけるのは酔狂と書きましたが、その酔狂に付き合ってくれるスーパー酔狂がおります。(写真上段右テントを用意してくれています)野原君と云って私より10才ほど若いのですが、私を釣りの師匠と呼び、今年も我侭な師匠に付き合って頂きました。(弟子に感謝!)今年の私の釣果はワカサギ100匹、サクラマス3匹、野原君もそれなりの釣果がありました。
ところで、下段の写真ですが、いったい何だと思います?おそらく夏場は湖底に沈んでいたのでしょうが冬期の減水と氷のいたずらでしょうか?左は氷で完全に持ち上げられて偉そうに威風を放っていますし、右は何だか地球外生命体が歩いている様子にも見えます。面白いのでカメラに納めました。
2001年版アウトドア日記はこれで終了です。1年間お付き合いいただきありがとうございました。例年になく更新に励みましたが、データ量が多すぎ(777k)画面表示に時間がかかりすぎると反省しています。2002年からは装いも新たに、またタイトルも“Field Note(フィールドノート)”として春先に再出発の予定です。(冬期間超多忙につき、またネタもないと思いますので当面休載致します。お許し下さい。)


●2001年12月23日

 実は私、職業は印刷屋でございまして、11、12月そして2、3、4月は睡眠時間が思うように取れないほど毎年大変な目に遭う訳なんですが、ご多分に漏れず今年も例年並に多忙を極めております。それでも例年ですと「アメマス釣りに行くぞー!」とお誘いがかかり、それを口実に抜け出すのですが、3月にその釣り仲間が、あろうことかご他界なさってしまって、どこからもお誘いが無く、結局仕事三昧で今日に至ってしまいました。
 ところで、写真屋さんからS1pro(デジカメ)を借りてしまったのが運の尽きで、すっかり1眼のデジカメにはまってしまいました。このアウトドア日記の写真は殆どFinePicsというデジカメで撮影したもので、それなりに気に入っていたのですが、私の撮る写真の殆どがクローズアップなもので、どうしても2眼だとセンターに来て欲しいモノがセンターに来ない。ファインダーで見た目と、実際に撮れる写真で、微妙にズレが生じるわけです。そこで日頃一所懸命働いているご褒美に、1眼デジカメを買ってやることにしました。エエッ?誰にって、私に…です。
 この電子機器の世界は、秒進分歩?の世界ですので、来春蝶の飛ぶ季節には、きっともっと優れたデジカメが発売されているに違いない…とは思うのですが、性分がだだっ子ですので、欲しいとなるとすぐに欲しい!そこで手に入れたのがMinoltaのDimage7というやつで、解像度530万画素、レンズは28〜200mmズーム。S1proの解像度にはやや及ばないものの画質、発色は文句の付けようがない!機能はさすがにクローズアップのミノルタで申し分無し!ところがピンが遅い、電池は食いすぎる等欠点もそれなりにあるのですが、武器を一つ追加したわけですから、来年はもっと撮りまくるぞと意気込んでいる訳です。画素数500万というと、圧縮をしなければ、1枚の写真のデータ量は14Mbにもなり、皆さんに生データをお見せできないのが残念なのですが、取りあえず私としては1Gのマイクロドライブも用意致しました。…で、そのカメラ、忙しくてまだテストしてるヒマがなかったのですが、今日やっと帯広川へ行ってみましたら、案の定白鳥が30〜40羽来てまして20枚ほどシャッターを切ってみた訳です。まだカメラに慣れていないのですが、ムフ!使えそう!!

●2001年10月21日


十勝川岸のツルウメモドキ


早くも冬の使者が…(帯広川)

 今月に入ってすっかりアウトドア日記が滞ったのは、風邪の他に実はもう一つ大きな理由がある。帯広川と札内川の合流点には大きな公園があり、私の大好きなフィールドは、その公園にある橋を渡ると、行くことが出来る十勝川と札内川の合流点なのだ。しかし、今年の台風で大水が出て、その公園が立ち入り禁止となってしまった。昨日、久しぶりにその公園をのぞくとやっと通行止め解除になっていたので、さっそく今日はルアー竿持参で出かけてみた。公園内には、信じられない程の太さの流木が何本も転がっていた。川の水面から数メートルの公園に40〜50cm程の太さの流木がゴロゴロしているのである。十勝川は濁りがとれて釣りにはもってこいの水の色なのだが、いかんせん水量が多すぎて釣りにはならなかった。しかし、オオワシ、白鳥、カモ類、カワセミ等が迎えてくれた。市の中心地から、車で10数分の場所にこれ程の自然が残っている都市って、他にあります?だってね(ナイショだけど)今日、私が行った場所でメートルオーバーのイトウだってヒットさせたことがあるんだから…。帯広市って良いところです。


●2001年10月14日


足下の浅瀬に浮かぶカエデ

 10月初旬、不覚にも風邪をひいてしまった。しかし、今日は少し調子が良さそうと、ポロシリの登山口まで車を飛ばした。(ホントに飛ぶ訳はないケド)秋と言うより、冬寸前という気配で、時折カケスが林道を横切るだけで、特に目を引くものがない。戸蔦別の川岸に車を止めて紅葉でも撮影しようと車を降りると、足下がフラッとした。まだ風邪が完治していないようなので、数枚シャッターを切って家路についた。


●2001年9月23日


支笏湖(対岸は恵庭岳でしょうか)

 


キリギリス


モンキチョウのペア

 22日札幌へルチアーノに会いに行き、その足で支笏湖へ向かいキャンプをした。北海道の山々は冠雪のニュースも流れた程で、この日はかなり冷え込み、寒いこと寒いこと…。しかし翌朝23日は気持ちよく晴れ渡り、支笏湖が何故人気のある湖か解ったような気がした。更に定山渓まで走ったのだが、工事中と事故が重なり中山峠方向は大渋滞。日没までに辛うじて数枚の写真を撮ったのが、キリギリスとモンキチョウのペアの写真。飛翔写真はめったに撮らないのだけれど、あちこちで白と黄色がホバリング状態だったので、シャッターを切ってみたのだけれど、思いの外ピンも合ってる様で自己満足!


●2001年9月16日


ネジバナ


センボンヤリ

 台風15号は去ったのだが、どうも気温が上がらない。時々霧雨も降るというあまり条件の良くない日であったが、取りあえず長流枝内へ出かける。ボロボロに翅のすり切れたヒョウモン類が産卵していた。そこで目を引いたのが上の写真。私の好きな花の1つネジバナ。3枚の写真を切り貼りしたのだが、左から「一所懸命」(ねじれ過ぎ)「twin」(双子の様だが、良く見ると左右で逆にねじれている)「へそ曲がり」(ねじれていない)…と個性があって面白い。そして右の写真が春(5/13)にお約束の「センボンヤリの秋花」でした。

 今日出会った花
(アキノキリンソウ、エゾノコリンゴの実、マユミの実、ナギナタコウジュ、ミチヤナギ他)


●2001年9月9日


オオアオゾウムシ


ハマナシの実とカンタン

 「天気が良かったらヌップントムラウシの間欠泉へ行こう」と温泉好きのルチアーノと約束をしていたのだが、どうも思わしくない。天候のみならず、昨夜の酒も効いているようで、2人とも冴えない朝を迎えた。それでも昼近くになると、このまま一日を家の中で過ごすのはもったいないと、2人で池田町千代田へ向かった。十勝川は案の定濁りが強く、アキアジの遡上も、時折派手なジャンプを見せるものの、今一迫力に欠ける。川から車に戻る途中ハギの花にニホンミツバチがいたので写真を撮った。近くのハマナシの木にカンタンやマメコガネも来ていた。デジカメで遊んでいると、ルチアーノがカメラを貸してくれと言う。そこで彼が撮影したのが上の写真である。常々彼は、「空間をどう切り取るか、対象物をどうレイアウトするか」が問題だと言っている。しかし、私は「私の撮りたい写真はカタログ写真で、芸術写真ではない」と思い込んでいた。
 2人で交互にシャッターを切り、持ち帰って見比べると、確かに違う。私の写真は相変わらず「商品撮影」だが、彼の撮った写真には、何かストーリー性が感じられる。(ルチアーノはトライポットが無くて不満そうだったが…)もう少し彼のアドバイスを忠実に実行してみようという気になった。今まではチョウの写真撮影に、三脚は邪魔と決めつけていたが、今度からは、三脚も持ち歩くことにしよう。


●2001年9月1日

 


120mm(換算すると180mm)レンズで撮影
ゴジュウカラ(トリミング)


60mm(90mm)マクロレンズで撮影
ヨツスジハナカミキリ


ダイモンジソウ(良いネーミングだね)

 高校時代、友人が写真屋さんでアルバイトをしていたのだが、彼が都合の悪い日は、私が代打で店番をしていた。お陰様でその写真屋さんのご主人とは未だに親しくさせてもらっていて、写真のことは何でも相談にのってもらっている。
 今日はそのご主人にムリを言って、S1proというデジカメをレンタルして頂いた。先日、昆虫写真家の海野さんの写真集を買ったのだが、彼もデジカメを積極的にお使いのようで、私も一眼レフのデジカメを使ってみたくなったのだ。早速中札内まで車を飛ばし、フィールドテストとなった。結果はご覧の通りで殆ど補正無しで充分使える。今までプリントから(80万もする)スキャナで取り込んでいた手間がアホらしくなってしまった。(海野さんのHP)


●2001年8月18日

何でメスとオスでここまで違うのか
メスグロヒョウモンの♂


足寄町巨岩の滝


かわいいオショロコマ

 足寄町芽登へ出かけた。よく釣りには出かける場所だが、タテハも充実した場所なのだ。ところがキベリもルリも姿を見せてはくれない。代わりに迎えてくれたのは、これでもか!とばかりにメスグロの大群。今年はいったいどうなってるんだろう?
 ついでに、ちょっと山奥へ入るとご覧の滝が…知らなかった。こんないい場所があるとは…滝壷で竿を振ると、小さなオショロコマが出迎えてくれた。今日はこれで満足としよう。

今日出会った花
(エゾミソハギ、オオアワダチソウ、シラヤマギク、ツリフネソウ、オミナエシ、ナガボノワレモコウ、サラシナショウマ、ガマ、ミソガワソウ、エゾノキツネアザミ他)


●2001年8月16日


林の中の日溜まりで…メスグロ♀


少し濁りのある瀬から勢い良く良型が…


 もう数十年来訪れたことのない、鹿追町の山奥へ出かけてみました。タテハが出そろっているかな、あわ良くばキベリも、と思ったのですがコヒオドシとクジャクがいるだけ、仕方なくヒョウモン類の写真でも、と思い川の側のヨツバヒヨドリとヨブスマの咲いている場所へゴソゴソと進入。ん!このヒョウモンは??と考えながらふと横を見るとメスグロの♀、ボロも承知でシャッターを切っていると、目の前を黒い影が…こっちは未だ翅がキレイ!ってことは、さっきのヒョウモンはメスグロの♂!ふと気付くと周りのヒョウモンは殆どメスグロじゃありませんか、年に数匹しかお目にかからなかったメスグロがこんなに沢山!夢中でシャッター切っちゃいました。
 ついでにその川、毛針にもルアーにもニジマスが元気に応えてくれて、二重の喜び。(でもなー、北海道の夏はもう少しで終わっちゃうぞー!)

今日出会った蝶
(沢山のメスグロヒョウモンと無数に乱舞するサカハチ)


●2001年8月15日


T氏兄の愛犬JOYくん

 14日に札幌のN氏と帯広のT氏兄弟が日勝でキャンプを張ってるとの連絡があり、帯広市を7時に出発してちゃっかり乱入。しっかりと焼きタラバ、ホタテ、そして美味しいワインをご馳走になりました。(世は満足じゃ!)このキャンプ場は、設備も充実していたし、安かったし、ロケーションも悪くない。(このホームページの表紙の残暑見舞写真はそこで撮影したものです。)
 翌15日は、ゴイシシジミに会うべく日高の貫気別まで車を走らせたのですが、ポイントは見る影もなく変貌をとげ、ゴイシのゴの字も見つからず、くたびれ儲けの一日でした。

今日出会った花
(エゾノクロクモソウ-何かすごいネーミング!、トリカブトの一種他)

今日出会った人々
(札幌N氏一家4人、帯広T氏夫妻、T氏兄一家3人とJOYくん)


●2001年8月12日

 


バーソブ(ジイソブじゃないと思う)


蝶が多いのか、花が少ないのか?混んでます。


やっぱりカワミドリですって。

 帯広市は6月に30℃を越える日が続いたのに、7月以降寒い毎日で、特に8月に入ってからストーブを点けたお家もあったようです。やっと昨日と今日25℃を越えたようで、ちょっとだけ夏!ゴイシの顔を見たくて大樹方面をうろつくも、姿を見ることが出来ず。しかし蝶の種類はさすがに多く、歴舟で釣竿を出す余裕もなく短い夏を堪能した。

今日出会った蝶
(メチャメチャ数の多いコムラサキ、エルタテハ、シータテハ、オオウラギンスジ、ミドリヒョウモン、ツバメ、ルリ、ゴマ、ジョウザン、ウラキンシジミ、ミヤカマラス、ツマジロウラジャノメ、ヒメキマダラ、ベニヒカゲ他)

今日出会った花
(チシマオドリコソウ、ツリガネニンジン、タチギボウシ、バアソブ、ハナガサギク、ユウゼンギク、オオハンゴンソウ、ハッカ、トリカブトの仲間他)


●2001年8月5日


蝶が多くてどこにピントを合わせたらいいの?

 もうちょっと、あと少しと思うのだが仕事にケリがつかない。これさえ終われば、8月はもう仕事を取らないぞと思っているのだが、怠け虫がもぞもぞと動き出し、今日もさぼってしまった。
…で、出かけた先が浦幌町、目的はメスグロヒョウモンの写真撮影。久しぶりの浦幌は、いつの間にどこも、ここも舗装され、私のお気に入りの平和塔もすっかり周りをアスファルトで固められていた。そしてメスグロヒョウモンの姿を見ることは出来なかった。しかし、さすがにヒョウモンの多産地だけに、各種ヒョウモンは健在でした。もうちょっと気温が上がればメスグロの姿も見られたのかも…。
 帰りに近くの川へ寄ってみた、スピナーに20cm程の影が近づきUターンして行った。テンカラにウルフパターンを結び、そっとプレゼンテーション。コポッと水面を割ったのは…あれっ?ヤマメ?先程の影より小型で、パーマークが美しい。今度は小型のスプーンで、先程の影を誘ってみた、ロッドがグンとしなり、20cmのニジマスが…その後同型のニジマスを2匹の追加した。いずれもリリースしたのだが、その内の1匹がリリース直後何を思ったか勢い良く川を横断し対岸に乗り上げてしまい動かない。5〜6分後魚の頭近くにスプーンを落とすと驚いて暴れた結果、水の中に戻ることが出来た。やれやれ、せっかくのリリースが無駄になるところだった。オッチョコチョイめ!でも待てよ!考えてみるに、テンカラに出た最初の魚もニジマスかー!?

今日出会った蝶
メスアカミドリシジミ、ツバメシジミ、ミドリ、ギンボシ、ウラギン、ウラギンスジ、オオウラギンスジヒョウモン、コヒオドシ、クジャク、シータテハ、ミヤマカラスアゲハ他

今日出会った花
ホザキシモツケ、ツリフネソウ、エゾオオヤマハコベ、アメリカオニアザミ、イケマ他



どっちもニジマスのようです。


●2001年7月29日


オオヒカゲの写真はこれが初めて


ウラギンスジヒョウモン。花は…何でしょう?

リプリー夫妻は札幌へ向かったのだが、遅れている仕事に手を付ける気になれなかった。かといって先週の事件を解決すべく苫小牧へ向かう気力もない。しかも、時間がないことだし、結局いつもの長流枝内へ。

今日出会った蝶
(オオウラギンスジ、ミドリヒョウモン、クジャク、ジョウザン、ウラジロミドリ、ウラミスジ、ウスイロオナガ、オオヒカゲ、ヒメシロ他)
今日出会った花
(キンミズヒキ他)

 


●2001年7月20日


アカバナエゾノコギリソウ(三石)

19日までに何とか今年2度目の大きなヤマ場(仕事)を越え、無事にお出かけ可能になった。目的、スケジュールのない行き当たりばったりの旅へ出発。方向は何となく函館方面…(天気が良さそうだからと言う理由)天馬街道を抜けて三石で大きなツブを買い(安かった。20個以上で600円)新冠川の河口で野営、新冠ふるさと祭りを堪能し、翌朝八雲の落部(おとしべ)近辺をうろつき、函館へ。日暮山から大沼の絶景を見て、苫小牧まで戻り、天馬の峠付近をうろつき帰宅という走行距離1000kmを軽〜く越える放浪だった。
…ところが、帰宅して気が付くとデジカメのスマートメディアが1枚無い!車のシートをずらし、足マットをひっくり返しても何も出てこない!新冠の祭りは?八雲のあの大きなオオマツヨイグサ・ノハナショウブの群落や、ナデシコは?ミヤコグサは?日暮山からの大沼の絶景は、苫小牧のコメツブウマゴヤシは?その他30種近い植物の写真がメディアと共に全部消えて無くなってしまった。

思い出はアタマで記憶し胸に刻むもの、そうは思ってみても、でもムッチャぐやじー(悔しい)!勿論悪いのは自分だけれど、千km超の放浪の意味の何%かは消えたわけで、疲労感を肩にズシーっと感じる今日この頃です。皆様お変わり御座いませんか?(アタマの回線切れてます。)

今日出会った蝶
(落部のオオミスジ、日暮山山頂で乱舞するキアゲハ、アカシジミ、天馬街道峠のコムラサキ、ウラジロミドリ、ミドリヒョウモン他)
今日出会った花
(圧巻オオマツヨイグサ・ノハナショウブの群生、コメツブウマゴヤシ、オカトラノオ、アカバナエゾノコギリソウ、クルマユリ、シロヨモギ、ツルアジサイ、ノハナショウブ、他名前を調べることの出来なかった、たくさんの花たち)


ナミキソウだそうです。


●2001年7月15日


オヤマボクチにコヒョウモンとコチャバネ

千呂露…何となく好きな響き。私の飼っていた猫が歴代“チロ”という名前であったことも影響してるかも。
毎晩3時まで仕事をして、何とか時間を作った。ボケたアタマで準備をして、朝遅い時刻に帯広を出発。ツマジロウラジャノメに会えるだろうか、オオイチは…。時間があったらパンケヌーシでニジマスにも会えるかも…。道内の採集は、今シーズンまだ2度目ということもあり、気がはやっていたのかも…。車中でリールを忘れていることに気付く。でもイイや、今日は蝶だけで…。
千呂露の林道ですぐにオオイチとご対面!シャッターを2度切って、ネットを取りに車へ戻ると…無い!ネットが…!!ボケもここまで来れば立派なもので、今日は写真だけと言うことで…、せめてカメラを忘れてなかったことに感謝して、のんびり撮影だけで一日を過ごそう。

キリンソウとツマジロウラジャノメ


フランスギクとコヒオドシ

今日出会った蝶
(イチモンジ、オオイチモンジ、ミスジチョウ、シータテハコヒオドシ、ツマジロウラジャノメ、コムラサキ、ミヤマカラス、ギンボシ、ホソバ、メスグロヒョウモン♂♀、コヒョウモン、コチャバネ、カラフトタカネキマダラセセリ、他)
今日出会った花
(オオウバユリ、アカソ、オニシモツケ、エゾクガイソウ、ヒヨドリバナ、オヤマボクチ、キツリフネ、イケマ)


●2001年7月6日

白いムラサキツメクサ

睡眠時間が極端に制限されるほど…蝶じゃない超多忙!!
外出した分睡眠時間が減ると解ってはいるのですが、何故か今日も長流枝内。(何でそこまでして…と自分でも思う)とてもとても悲しいことに、林道沿いのトカチフウロは刈り取られ、ついでにシロバナハクサンチドリの在った場所にはぽっかりと穴が…。
でも傷心の私を慰めてくれるかのように可憐な薄桃色のエゾノシモツケソウがほころびかけていました。
白いのがシロツメクサ、紫色のはムラサキツメクサ。では白いムラサキツメクサはどうしてくれよう。ついでに黄色いはずのモンキチョウの白色型は…等と訳の解らないことを考えながら、強い日差しに少々朦朧としつつも、多産しているイチモンジチョウをタイヤで踏みつけないように、ソロソロと林道をうろついて来ました。

エゾノシモツケソウ

今日出会った蝶
(メチャメチャ数の多いイチモンジチョウ、ギンボシ、ヒョウモンチョウ、モンキチョウ、ハエがたかるかのような数のコチャバネセセリ)


●2001年7月1日

ホザキマンテマの色変わり

ヤマメの解禁日だ!でも、十勝地方は朝から大雨……。
落ち込んでるかって?
いいえー!どーせ仕事で行けないモンね
雨のお陰で仕事に集中出来る。
ところが3時頃、ふと気が付くといつの間に外はピーカン!
やっぱりガマン出来ない!…で車で5分の十勝川札内川合流点へ(1時間だけだから許して!)
…やっぱり来てみて良かった!クスダマツメクサなんて初めて見ました。面白〜い!

クスダマツメクサ

草丈40cmくらい堤防の柳の側に生えていましたが、
どうも栽培種のような気もします。??
(キンケイギク-栽培種だそうです。)

今日出会った花
(クスダマツメクサ、エゾスカシユリ、クサフジ、ビロウドモウズイカ、メマツヨイグサ)


●2001年6月24日

トカチフウロとウスバシロ

昨日に続いて滅茶苦茶に天気が良い!30゜位かな?
本当は予定があったのに、何故か今日も長流枝内の山の中。十勝も本格的に夏〜!!って感じで、色々な花が咲き乱れてました。
お目当ての、カバイロ、イシダには出会えず、少し残念でしたが、でもまあ良いか〜!

ところで、今年は少ないと思っていたダニを、今日は10匹も発見してしまって。ゾゾッ!喰われる前につぶしましたが、いやなもんです全く!

左の写真入れ替えました。

下の写真はお約束のカラフトタカネキマダラセセリ

シロバナハクサンチドリ

今日出会った花
(トカチフウロ、イワニガナ、ミヤマウツボグサ、コウリンタンポポ、シロバナハクサンチドリ)

今日出会った蝶
(ミヤマカラスアゲハ、キアゲハ、ツマキチョウ、カラフトタカネキマダラセセリ、フタスジチョウ、コミスジ、ツバメシジミ、ウスバシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ、クロヒカゲ、キマダラヒカゲ、エゾシロチョウ他)


●2001年6月23日

仕事…と思ったけれど、外気温28.5゜と聞いてはもうガマン出来ない。午後からサボって音更町の近場へ直行!
待っててくれたのが、トラフシジミでした。
(解像度の低いデジカメで撮影しましたので写真はアップに出来ません。あしからず…)

今日出会った蝶
(トラフシジミ、ウラナミジャノメ、シロオビヒメヒカゲ)


●2001年6月16日

ギンイチモンジセセリ
(帯広市十勝川・札内川合流点)

十勝川は相変わらず水量が多くて釣りにならない、河原へ来たついでにミヤコグサを探していたら、ギンイチモンジに出会った。そんなに珍しいという程のチョウでもないのに。考えてみたら5〜6年お目にかかってなかった。
写真を撮ろうと思ったけれど、なかなか静止してくれず、思いの外苦労してやっと数枚シャッターを切った。でも何で枯れ草にしかとまってくれないんだ!
今日出会った花
(ミヤコグサ、タンポポモドキ、ホザキマンテナ、イヌタデ
 ノコギリソウ、ルピナス他)
今日出会った蝶
(ギンイチモンジセセリ、ベニシジミ、カバイロシジミ)

 

※5月13日付の名前のわからない花について、宮城県の福沢さんから
“多分、センボンヤリだと思うけど・・・”とのメールを頂きました。
これで確証が持てました。この花、秋にもう一度違った形態の花をつけるとか
秋に再訪しなくては…福沢さんありがとうございました。


●2001年6月9日

天候、体調、時間となかなか3拍子揃わず、久々の外遊びです。(先週は39.3度でおねんねでした)
場所は例によって十勝川、でもずーっと上流。大物の気配はすれど、アタリなしで、ポイント移動3度目にしてやっとヒット!気持ちの良いジャンプを2度見せてくれた割にはお腹はぺしゃんこだしコンディションのあまり良くない33cmのレインボウでした。
でも、今シーズン初のお魚らしいお魚に感謝!
遊んでくれてアリガトウ…感謝の気持ちとともにリリース。
体力つけて、またいつか遊んで下さい。(きっとだよ!)


威風堂々の十勝川もここまでくるとただの渓流

 

 
 
枯れた川底に咲いていた鮮やかな黄色い花

今日出会った花(ミゾホオズキ-上の黄色い花)
今日出会った魚(ニジマス、オショロコマ)


●2001年5月19日

ワスレナグサ(帯広市札内川)

今週一週間、ずーっと天気が良かったのに、今日と明日は気温が上がりそうにない。今年はしっかりと蝶の写真をと張り切っている割に、撮影するのは植物ばかり…
でも、まあ良いか。それにしても植物は種類が多すぎて、さっぱり名前がわからない。もっとも、そんな状態だから意地になってる面も無くはないのだが……。
今日出会った花
(ワスレナグサ・ハルザキヤマガラシ・カキドオシ)
そうそう、先週の名前のわからない花は、きっとセンボンヤリなんだろうなー。…と気付きました。(違ってないよね?!)


●2001年5月13日


エゾネコノメソウ(長流枝内)


ルリタテハの越冬態

本日25度だって、沖縄より暑いよ。いったいどうなってるんでぇー。…で、また仕事をほっぽらかしでいつもの長流枝内へ出かけたら、斜面の下が真黄色!キジムシロにしては量がハンパじゃないし、はて…と、下りてみたらご覧のエゾネコノメソウが一面に咲いてました。
今日出会ったチョウ

(ルリタテハ、アカタテハ、キアゲハ、キマダラヒカゲ、エゾスジグロシロチョウ、チャマダラセセリ)
今日出会った花
(エゾネコノメソウ、ツボスミレ…と左の写真)
お願い花の名前誰か教えて!先程から図鑑見てるけど判んないよー!
草丈10cmくらいでした。

●2001年5月12日

この写真信じられます?陽気に誘われて大樹方面へ出かけたのですが、その途中猿別川の水中で何かがキラリン!と光った気がして、スピナーを投げると、その1投目、サケの赤ちゃんじゃありませんか!いやー参ったナー!最小記録更新!
何と6cmです。ルアーでこれより小さい魚をしっかりとフッキングさせたことのある人は、是非名乗り出て下さい。きっとこれは日本タイトルだぞ!
(威張れる話ではありませんね……)

今日出会ったチョウ
(スギタニルリ?シロベリ-キベリの越冬態、クジャク)
今日出会った花
(カタクリ、キジムシロ、咲き誇る…サンカヨウ-中札内)
今日出会った鳥
(キビタキ-残念ながら手許にはデジカメしかなかった。)

●2001年5月4日


昨日(5月3日)蝶の2番弟子(旭川の西口氏)が寄ってくれて旭川のヒメギフの情報を教えてくれた。すっかり刺激されてしまい、私もソワソワ……
インターネットで4日の気温を確認したが、どこも低目。唯一旭川方面だけがやや高い。で、急遽富良野へ車を飛ばした。
北海道の春の到来を告げる女神ヒメギフチョウに何とか会うことが出来ました。
しかし、雲が厚くヒメギフはどれも日向ぼっこに専念。こんなに咲いているカタクリには1頭も吸密に来ていない。残念ながらあまり良い写真は撮れなかったが、とにかく地元での蝶の季節が到来したことを実感し、満足することにしよう。

今日出会ったチョウ
(ヒメギフ、スジグロシロ、アカマダラ)
今日出会った花(エゾキケマン、エンゴサク、ホソバエンゴサク、白いカタクリ)


●2001年4月4日

沖縄へ行って参りました。

小学校4年生のころ、親戚の方が当時アメリカ統治の沖縄へ旅行したお土産にヨナグニサンという蛾(世界最大の蛾)の標本を買って来て下さいました。
“いつか沖縄へ行こう”…あれから数十年、念願の沖縄へ、ようやく行くことが出来ました。(詳細は、データ量が大きくなりそうなので、別ページでご覧下さい)

沖縄へGo!



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