ツバメシジミ（2023.08.19　蝶多村）

　今日も真夏日の予報が出ている。しかし、明日の予報は雨なので、何とかしっかり遊びたいという思いがある反面 、お仕事もあり、また、オイル交換の予定もある。短時間で遊んだと言う気になれるのは、やっぱ近場の蝶多村ですよね。
　自宅から車で20分弱で到着。やはり有り難いと感謝しながら、カメラを手にウロウロ…
　最初に見かけたのはツバメシジミでした。珍しい種ではありませんが、色々なポーズを見せてくれて有り難う。

　このポイントで少し期待していたのはジョウザンミドリシジミでしたが、居ました居ました。しかし、いつもながら撮るのに苦労する蝶です。停まる位 置が高く、羽を立てて停まってくれないので難しいんですよ。今回は左手で停まった植物を引っ張りながら、右手だけでカメラを構えての撮影でした。
　それにしてもかなり擦れていますね。もうシーズンの終了間近という印象で、少し淋しい気がしました。
　林道脇には黄色い花が目立ちました。キツリフネやオオハンゴンソウ、そうして一番多かったのがオオアワダチソウでしたね。比較的蝶には人気の花で、先ずはジャノメチョウが止まっていました。

　人気のオオアワダチソウに止まっていたのはクジャクチョウです。さすが、タテハチョウ類は翅がピンシャンですね。それにしてもこんなに沢山のクジャクチョウを一度に見たことは無い程大量 に発生していました。

　車を少し移動させて、ポイントを変えました。するとシロチョウが飛びました。しかしたなり小さな個体でしたので、慌てて追いかけましたら、 10数m先に止まってくれました。おそらく、エゾヒメシロチョウだと思い、何とか撮影しながら足を忍ばせながら追いかけ、距離が遠くても構わずシャッターを切りました。
　Fieldのやりかたは、遠くてもシャッターを切る。さらに近づきシャッターを切る…を繰り返すのですが、今回の撮影は最初の１枚のみで、遠くに飛んでいってしまいました。でも、証拠写 真としてはこれで充分ですよね。

　林道を歩いていたら、ヒョウモンがふわりと飛びました。ミドリヒョウモンかなと思い目で追うと、フキの葉に止まりました。でも、じっとしている様子ではなく、なにやらモゾモゾと動いている様子です。
　近づいて、フキの葉に隠れてヒメジョオンが咲いていました。しかもミドリヒョウモンは、フキの葉に止まりその影にある花から吸蜜している様子です。おっ！意外と賢いね。やるじゃん！

　黄色い花以外に多かったのがホザキシモツケでした。殆どの花に止まっていたのはアカマダラでした。翅はピンシャンで、かなりの数が発生しているようです。
　今回感じたのは、夏の蝶のシーズンは終わったなぁ…という事です。秋のタテハ類と遊んで貰ったら、今シーズンも終わりだよね。何だか楽しめた割には、淋しさも感じる半日でした。
　さー仕事仕事！そうして夕刻には車のオイル交換だから忘れるなよ！