お盆休み後編 その2

天気は良さそう(2023.08.15 日高町)

 朝3時に目覚めてしまい、早速トイレへ。昨夜の食べ散らかしを片付けても、まだ暗いので、もう一度眠りに着いて7時少し前に目覚めると、空はこんな感じでした。やー気分良いよね。Field以外車は全く有りませんしね。
 それにしても、お外で食べたり飲んだりすると、完全にリラックス出来るFieldでした。本来Fieldは野生児?かも知れませんね。
 それで、これからどうするの?かなり悩みましたが、結局昨日の事故現場へ行こうと決めました。

 

昨日の事故現場(2023.08.15 日高町千栄)


 林道に入ると直ぐに大型トラックが停まっていないかチェックしました。崖崩れの規模が大きかったとしたら、今日も大型ショベルカーが林道に有るかも知れませんのでね。しかし、トラックは無く、一安心しましたが、ショベルカーのキャタピラ跡が残っていました。それも林道幅ギリギリです。というか、一部はみ出しながらの走行です。凄いなぁ。
 ようやく、現場跡と思われる場所に到着しましたが、さほど大きな崖崩れでは無かったようです。この先には、チロロ岳登山道があるので、そこへ行った人達が帰って来れなかったのであろうと推測できます。
 Field もいつもなら、登山道入口まで行き、そこからは徒歩で蝶探しをするのですが、今日はここまでにしておきます。Uターンして、林道脇をじっくり観察したいと思います。

 

ベニヒカゲ(2023.08.15 日高町千栄)

 林道をゆっくりと下り、開花している植物を見つけると車を停めてウロウロ…を繰り返しました。ここで絶対に撮りたかったのはベニヒカゲでしたが、最初は擦れてボロボロ簿個体ばかりでした。今年は季節の進み方が早く、お盆ではこんなものかなぁと思っていましたが、漸く綺麗な個体と出会うことが出来ました。
 じっくりと腰を据え、三脚もセットしてみたら、1房に3個体というシーンに出くわし、ムービーも数本撮ることが出来ました。余は満足じゃ!

 

オオウラギンスジヒョウモン・ウラギンスジヒョウモン(2023.08.15 日高町千栄)

 次に探したのはヒョウモン類です。最初に見つけたのはオオウラギンスジでした。結構綺麗な個体です。あつ!こっちにも居るぞと、カメラを向けましたが、やや擦れ感があります。しかし、前翅先端の模様が違うことに気付きました。こっちはオオの付かないウラギンスジのようです。

 

その他(2023.08.15 日高町千栄)



 日高へ来ると、十勝地方では見られない、スジグロチャバネセセリを探すのですが、ここには居ませんでした。あれって、こんな山の中ではなく平地に多いのかも知れません。
 見つけたのは、オオチャバネセセリでしたが、ベニヒカゲとの2ショットも撮影できました。
 他にはサカハチチョウが居ました。あまり珍しい種でもありませんが、蝶に向かって沢山のシャッターを切ることが出来て概ね満足です。

 

橋の名は?(2023.08.15 日高町千栄)

 以前にも書きましたが、Field はここの地名、千栄を勝手に「せんえい」と称していた時代が長くありましたが、どうやら「千」は「ち」と読むらしいと気付き、「千栄」を「ちささかえ」と呼称しましたが、これまた間違いで正しくは「ちさか」と言うことに気付きました。
 …と言うことは、この橋の名前は何?普通「せんぼんばし」だよね。嫌、絶対違うと思って調べてみますと、正しい名称はどうやら「ちもとばし」のようです。この道は、チロロ岳登山道に繋がっているので「千」を「ち」と呼称しているのでしょうね。チロロの意味もアイヌ語が語源ですが、意味は分かっていないようです。北海道の地名って面 白いよね。

 …ということで、お盆休みシリーズは一件落着と致します。後編の走行距離は360kmでトータルすると、1,000kmを越えていました。ヤバッ!オイル交換しなくては…汗


  

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