参った!

小さい奴その1(2023.07.22 池田町)

 楽しみにしにていた先週の3連休、結局お天気が悪く、最終日だけ楽しませていただきました。その最終日に行く予定だった浦幌を今日は目指します。浦幌へは2つのルートがあり、通 常の道道をメインに走るルートと、林道を走り小さな峠を走るルートがあります。走行距離はこちらの方が短く、しかも林道を走るので、様々な蝶と出会える可能性も高い反面 、結構な確立で閉鎖されている事があります。悩んだ末、林道ルートから行く事に決めました。
 そのルートの途中で、少し寄り道です。すると、あれ?何か居る。シロチョウ科ではありますが、かなり小さい印象です。飛翔を目で追い、着地を確認してから早足で近づきました。うん!エゾヒメシロチョウに違いない。
 十勝地方には、エゾが付かないヒメシロチョウも生息していますが、前翅の丸い形がエゾが付く種だと確信しました。しかも、何と15年振りの再会です。少しテンションが上がりました。

 

小さい奴その2(2023.07.22 池田町)

 更に周囲を歩き回ると、またまた小さな蝶が…。サカハチ?それともアカマダラ?そう思って近づくと、あれ?前翅が細長いぞ!慌ててシャッターを数回切りましたら、何とコミスジでした。
 コミスジは普通種で、よく見かけますが、こんなに小さな個体を見るのは初めてのように思います。

 

ジャノメチョウ(2023.07.22 浦幌町)

 その後、今日目指すポイントに到着しました。Fieldの行動パターンとしては、今日はこの林道のあそこまで行こうと決め、そこまでは周囲を観察しながら、突き進みます。そうして、そのポイントに到着してからUターンして、お外遊びのスタートです。
 今日の予定ポイントに到着しましたが、先ずここで竿を出そうと考えていたのに、水量 不足で断念しました。更に、ここまで来た路面の印象ですが、かなり重量 のあるトラックが大量に走ったようで、凸凹がかなり酷いと思いました。まーここは林道ですから仕方ないよね。

 往路で、あそこにこんな花が咲いていたというのを思い出しながら、ゆっくりと林道を走りました。あ、居た居た!ジャノメチョウです。

 

クジャクチョウ・ウラギンスジヒョウモン(2023.07.22 浦幌町)



 アザミが沢山咲いているポイントに来ました。期待を込めて下車しましたが、アザミにはさほど蝶の姿は無く、黄色い花(キリンソウ?)には幾種類かの蝶の姿を見ることが出来ました。(うーん、物足りない!)

 

コムラサキ・ウラギンヒョウモン・ジャノメチョウ(2023.07.22 浦幌町)


 小橋の上の獣糞に、たくさんのコムラサキが止まっていましたが、残念ながら逆光で白飛び写 真です。
 その後、林道を出て直ぐに異変を感じました。林道は当然砂利道で車はガタガタ音を立てながら走行していましたが、林道を出てもガタガタ音がするのです。不思議に思い下車して車の周囲を見て唖然としました。何とタイヤがバーストしているではありませんか。

 どうしよう?と考えましたが、この狭い道ではタイヤ交換も難しそうです。仕方なくトロトロと2Km程走行し、道道との交差点まで進み、少し広い場所に車を停めました。そこには小さな花壇が有りましたので、冷静さを取り戻すべく蝶の撮影をしました。

 

バースト(2023.07.22 浦幌町)

 タイヤの状況です。Fieldは免許を持って、かれこれ半世紀になります。幾度かパンクの経験はありましたが、これほどボロボロのタイヤは見たことがありません。しかも、以前のタイヤは4年で付け替えましたが、このタイヤは3年目です。
 色々悩みました。最初自力でスペアと交換?いや、一番近いスタンドまで行く?調べたら15kmもありますので無理だよなぁ。取りあえず車の購入先に電話を入れ、相談したところ、保険会社に連絡を入れてくれて、ロードサービスを呼ぶことになりました。

 異変に気付いてからタイヤ交換まで、2時間半程で自走可能になり、50km程走行して車を購入した会社の支店まで持ち込みました。結局今日は、バーストしたタイヤは交換して貰い、後日4本全て新品に取り替えることにしました。うー痛い出費だけれど、不安を抱えながらのアウトドアはやってらんないよね…涙


  

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