サカハチチョウ・ウラギンスジヒョウモン（2023.08.11　浦幌町）

　今年の北海道十勝地方の７月後半は、連日の真夏日が14日間続いた。しかも、猛暑日の警報アラートが５日間続くという異常気象でした。しかも恐風が強く、蝶の撮影どころではありませんでした。その恨みを晴らすべく、お盆休みには穴埋めをしたいと強く考えていました。
　…で、何処へ行こうか悩んだ末に、東方面を選択しました。11日の根室には29度の予報が出ていまでしたので…。取りあえず寄ったのは浦幌町です。
　浦幌と云えば先日のタイヤバースト事件を思い出しますが、今回は林道には入らず、アスファルトの道の脇に車を停め、徒歩で行ける範囲にしました。はい、林道を走り回れる勇気が無くなったかも…汗

　実はこのポイント、かつてはゼフィルスを数種類見ることが出来たのですが、今日は姿を見ることが出来ませんでした。メスアカミドリと初めてお目にかかったのもこのポイントだった筈です。メスアカミドリ…もう何年お会いできていないか…淋しいなぁ。
　諦めて戻る途中でジャノメチョウが吸蜜するシーンを見ました。比較的珍しいかも。更に先ほど見かけたサカハチは少し擦れていましたが、翅の綺麗な個体を見つけて撮影しました。うん、男前だぜ！

　次に立ち寄ったのが、厚岸道の駅コンキリエです。最近T.V.でコンキリエのC.M.をよく見ることがあります。道の駅のT.V.でのC.M.って珍しいよね。十勝の音更町の道の駅もたまにT.V.でのC.M.を見ますが、他の道の駅のC.M.って見たことがないように思います。
　久しぶりに、ゆっくりと３Ｆ展望室を見せていただきました。その後１Ｆでお土産…厚岸と云えば牡蛎ですから、牡蛎と昆布の佃煮（写 真撮れて居ませんでした）とツブの甘露煮を買いましたが、未だ味見はしていません。楽しみ〜！

　走行中、オニユリが道端にやたら多く咲いている印象でした。もしかして、ミヤマカラスが来るのではないかと、期待をし、車から降りて待ってみたら、予測通 り現れてくれました。やったね！
　実は蝶のポイントに行きたかったのですが、あれ？何処だっけ？この道の脇だったような…の繰り返しで参りました。やはりボケ？それもあると否定はしませんが、道が改良されて見た覚えのないルートになっていたり、見覚えのない建築物が有ったり…。うーん、ドライブマップに書き込みしておかなければヤバイ！

　うろうろしながら、公園に到着しました。午後３時です。以前は、根室市内の明治公園で車中泊をしていましたが、近年の車中泊ブームで常に満車状態で、やや不便はありますが、この公園が、Fieldの車中泊場所で、駐車場のここに車を停めるという場所が有ったのですが、既に先客がおりました。しかも道外ナンバーです。
　仕方なく５台分離れた場所に駐車しました。Fieldの希望としては、車の脇にカーサイドタープを張りたいので、ペグが打てるよう駐車場の端が希望でしたが、どこも一杯でした。夜数えてみましたら、車中箔する自動車は20台程で、半数は道外ナンバーでした。
　でも、一人BBQでオリオンビールと泡盛を飲んで気分良く寝ることが出来ました。どうして野外の飲食は美味しいのでしょうね？