気晴らし(その1)

ヒメウラナミジャノメ(2023.06.11 蝶多村)

 今年は季節の進行が速い!確かにヒメギフチョウなどの種は発生が早かったのでそう思っていましたが、その後に発生しているはずのチョウの姿をなかなか見る事ができませんでした。もっとも、週末ごとに気候が悪く、そのせいかなと思っていました。
 6月10日もあまり気温が上がらず、時々雨状態でしたが、6月11日は曇り時々晴で、予想最高気温は内陸で24度。朝8時頃、自宅で洗濯機を動かしながら、自宅前に出てみるとエゾシロチョウが飛ぶ姿を見かけました。ヤバ!出かけなければ。
 現地の気温は22度、風も弱く、まあまあの状況でした。ヒメウラナミジャノメは今季初撮影です。時期としては例年並というところでしょうか。

 

コチャバネセセリ(2023.06.11 蝶多村)

 こちらも今季初撮影種です。でも…あ、チャバネセセリだ!と思いながらシャッターを切りましたが、これって本当にチャバネセセリでしたっけ???
 オオチャバネでは無いし、トガリチャバネでも無いし…うーん、あ、コチャバネか。うーむ、やはりボケてます!発生時期としては例年よりやや早めでしょうか。

 ところで、今日はやたら多くのクロヒカゲとヤマキマダラチョウ
を目にしましたが、やたら写 真が多くなりそうなので、掲載は断念!

 

エゾシロチョウ・ウスバシロチョウ(2023.06.11 蝶多村)


 今朝飛翔を見たエゾシロチョウがここにも居ました。そうだよ、アンタを撮りたくて出掛けて来たんだからね。写 真を撮らせてくれてありがとう。
 これまでにチョウの撮影をしていると思われる車を見かけました。ゆっくり走行して、チョウを見つけると運転席から飛び出して撮影しているようです。しかし、邪魔なんだよ!少し広い所に車を停めて、歩いてチョウを探しなさいよ。

 他にもネット持参の人が2人居ました。この林道でチョウを目的としている人がこんなに居たのは初めてです。その内の1人が知り合いでしたので、少し話をしました。ウスバシロチョウの話になり、“ウスバシロとヒメウスバシロの雑交種が増えて、純ヒメウスバの数が減っている”と話されました。確かにそうかも知れません。本日撮影したのもウスバシロと思っていましたが、もしかして雑交種かも知れませんね。こればかりは捕獲しないと判断出来ませんね。

 

撮り返し(2023.06.11 蝶多村)

 サブタイトルを撮り返しとしましたが、先週までに見かけながら撮影できていなかった2種類を撮影する事が出来ました。何だかとっても嬉しいね!

チョウの写真は殆どありませんが、次ページへ続く…


  

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