ギリギリセーフ

クロヒカゲ(2023.06.03 蝶多村)

 平日は繰り返し夏日があるのに、週末には傘マークが外れなくて、困っています。今日も予報は最高気温は20度で傘マークが付いています。うーんどうしよう?
 朝、未だ気温は上がっていないが、時折陽が差しているようだ。うーん!…なんて思っても、蝶に出会える可能性がゼロではないならお出かけするべきでしょう!
 林道に入ると、外気温計は17度。でも、太陽光線が当たる場所では20度以上になるんじゃない?そう思って、車を停めしばらくウロウロしていたら、居ました。クロヒカゲです。

 

チシマフウロ(2023.06.03 蝶多村)

 この時期蝶多村へ出掛ける理由は、Fieldが好きなフウロソウに止まる蝶を撮影したいからです。希望するのはツマキチョウやセセリ類なのです。
 林道沿いに車を走らせ、徒歩で高台を歩きました。フウロソウはあちこちに咲いていましたので期待できるぞと思いましたが、結局この花に止まる蝶の姿は皆無でした。

 

シロオビヒメヒカゲ(2023.06.03 蝶多村)

 クロヒカゲは結構な数を見かけましたが、その他の蝶は発生数が少ないと感じました。クロヒカゲよりは少なかったのですが、先週も見かけたシロオビヒメヒカゲは数頭見ることが出来ました。
 しかし、枯葉や道路上の石に止まる姿ばかりで、ちょっと残念!1頭だけタンポポに止まったシーンを撮影できました。たかがタンポポとはいえ、花に止まる姿を見ることが出来たので嬉しく感じましたね。

 

ミヤマカラスアゲハ(2023.06.03 蝶多村)

 先週も見かけたのに撮影できずに残念と思っていたのがミヤマカラスアゲハでした。今日も車を降りて直ぐに見かけましたので、今日こそ何とか…との思いで、ツツジの咲く場所を目指しました。
 アハ!居ましたね。羽はややボロボロでしたが今シーズン初撮影で、すこし嬉しかったかな。

 

鱗翅目の幼虫(2023.06.03 蝶多村)

 林道を登っているときに見つけたのは、ミズナラの葉にとまる幼虫です。ミズナラと言えばゼフィルス類の幼虫を思い出しますが、どうもそうでは無さそうです。しかし持ち帰って飼育するほどの意欲はありません。残念!

 

ウツボグサ(2023.06.03 蝶多村)

 高台の頂上に立ち、そろそろ降りようかと思った時に、ふと気付いたことがありました。先ほどまで喧しいくらいに鳴いていたエゾヒメゼミの鳴き声がピタリと止まったのです。
 何で?空を見上げると、完全に雲に包まれ、陽の当たる場所は無くなっていました。もしかして、これは…と感じて慌てて車に向かいました。

 車に戻り運転席に座った途端にフロントガラスが水滴に被われました。エゾヒメちゃんに教えてもらって、ギリギリセーフです。凄いなー。でも、それを予知できないFieldの感覚って鈍いよね〜。情けない!!!

※エゾヒメゼミはエゾハルゼミの間違いでした。指摘いただいた方に感謝です。しかし、ボケの進行が進んでますね。汗


  

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