今日の十勝地方はあちこちで夏日の予報です。目指したのは中札内村でした。林道を歩き出して直ぐにブルー系のシジミチョウ発見。ジョウザンかスギタニかと思いながら近づいてみましたら、どうやらスギタニの様です。他にも数頭の飛翔シーンを目にしましたが、撮影できたのはこの個体だけで、少し残念。

　次に目にしたのは、スジグロシロチョウでした。もしかして今年はモンシロチョウは撮影していましたが、スジグロシロはこれが初撮影？
　そうして、モンキチョウですが、昨日も一昨日も目にしていましたが、撮影することが出来ず。ちょっと意地になっての撮影でした。やれやれ…

　先ほどから白い小さな蝶が飛ぶシーンを気にしていましたが、次から次と観察できたのはスジグロシロでした。この時期のスジグロシロはモンシロチョウより小さいのね。
　そんなことを考えながら歩いていましたら、スジグロシロよりもっと小さい蝶を発見。もしかしたらエゾヒメシロ？と思い近づいてみたらツマキチョウでした。
　実はFieldが好きな蝶でしたので、もしここで出会えなかったら別のポイントにも行くつもりでしたので、ラッキーです。複数個体が居ましたので、思う存分シャッターを切ることが出来ました。

　先ほどから、何かが飛んだ。でも、止まったと思う場所を覗くが見つけられない。そんなことを繰り返していたら、漸く近くに止まってくれた。ミヤマセセリ、そっか、アンタだったのね。
　枯葉などに止まる姿は、擬態の高さを伺わせてくれるよね。

　ここまで来て納得が出来なかったのはジョウザンシジミでした。何で今日は姿を見せてくれないのかなぁ？そう感じながらUターンポイント（その先はヒグマの糞だらけ）から引き返し始めたとき、漸く姿を見ることが出来ました。
　ここでジョウザンシジミを狙って撮影できなかったことなど殆ど記憶にない場所なのだ。

　やれやれ、今日ここで狙っていた種の全てを撮影できてこれで帰るぞと思ったとき、ある方がネットを持って近づいてきました。“ジョウザンやツマキは撮れましたか？”“はい何とか撮れました”“ミヤマセセリは？”“それも何とか撮れましたが、ジョウザンは何故か少なかったです”と言うと“私の知人が昨日ここで30頭以上取ったと言っていました”との返事。
　“ところで杠（ゆずりは）さんをご存知ですか？”と尋ねると“はい、知ってますよ。彼も時々ここに来ていますから”とのご返事。そんな会話中、岩の透き間からスズメより間違いなく小さな鳥が飛びました。えっと思ったらさらにもう一羽出てきました。思わずシャッターは切りましたが、何という種類なのか判断できません。誰か教えて〜
　そこから林道出口まで歩いていると、またまたネット持参の女生と、年輩男性が歩いていました。昨日今日で出会ったネットマン７名かぁ…ちょっと多いような気がします。うーん…