2023のG.W.(その2)

ふうれん望湖台(2023.05.04 下川町)

 まだ少し早いかなと思いましたが、道の駅で隣の車が出発しましたので、自分の車が出し易くなった今がチャンスと思い、出発することにしました。目指すは、Fieldが思う昨年一番の写 真が撮れた下川町です。駐車場に車を停めましたが、まだ早いよなぁ。気温も上がってないしなぁ…どうしよう?と思いましたが、Fieldより少し早く到着している車から、男女各1名が手にネット(捕虫網)を持ち園内に入って行くのが確認できました。
 それではと、Fieldもカメラと三脚を持って後を追いました。あちこちで倒木があり歩き難い道を進んでいると突き当たりに彼等は居ました。そこから左に進んだ所が良いポイントと思っていましたが、そこも倒木で進めない状況です。ご挨拶をして、神戸ナンバーの車がありましたが、神戸からいらしたのですか?はい、フェリーで来ました。とのご返事。するとそこへ園の管理者と思われる方が駆け寄ってきました。
 すると、熊が3頭いました。直ぐに避難して下さいとのこと。仕方なく駐車場へ戻ると、先ほどの男性の方が“私はゆずりはと申しますが、ご存知ありませんか?”“聞いたことのあるお名前ですが…”そして名刺交換。“そうそう、私の本が車に有りますので差し上げます。”表紙は蝶の写 真が並ぶ写真集というか調査集でした。ありがとう御座います。

 

帰路の眺め(2023.05.04 糠平)

 その後、杠(ゆずりは)さんご夫婦は、駐車場から出て行かれました。さーてどうしましょう?少し時間を置いて、気温が上がるようならもう一度…等と考えていたら、また車が1台。男性2人がネットを手に降りて来ましたので、熊が出てまだ30分も経ってないよ。と声を掛けましたが気にしない様子。せめて熊鈴持って無いの?と言うと車に戻り熊鈴を付けて園内に入って行きました。
 なんだかそんな様子を見ていて、もう良いわ、帰ろう、と思いました。車を南に向けての走行。層雲峡を通 過し、大雪湖を見ながら更に南に走行した頃から
、やたらとエゾシカが道路脇に居ました。逃げることもなく、キョトンとした様子で立ちすくんでいます。
 単独の個体も多く居ましたが、群を発見したので、車を止めて撮影しました。5頭の群ですが、一応警戒感はお持ちの様子です。

 

頂き物(2023.05.04 帯広市)

 予定では夕刻に帰宅と考えていましたが、自宅に着いたのはお昼少し過ぎでした。それでも走行距離は600km弱でした。久々の中距離移動で少し疲れましたので、早速シャワーを浴びました。
 ところで頂いた本ですが、タイトルが“ゆずりは”で、出版している方が杠(ゆずりは)さんなのね。海外の写 真やデータも記載されています。落ち着いてじっくり読まなくては。

 今回の中距離移動は、蝶を通して面白い方々と出会えたことがFieldにとっての収穫だったかと思います。そういえば6月中旬には、本州から3名様がお見えになるそうです。蝶を通 しての人との出逢い、それが一番の楽しみ…かもね。


  

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