腰を据えて観察も必要(蝶多村)

キタキツネ(2022.09.11 蝶多村)

 気温も天候も昨日と同じです。ただ、蝶に期待できる季節ではもう無くなっているという印象で、どこで何を狙うかという意欲は無くなり始めている感じです。でも、このお天気でどこにも行かないという気にもなりません。
 そんな時の行き先は蝶多村です。何しろ自宅から20分ですから、例え何も無くても、ガソリン代を無駄 にしたと悔やむことが無いのが一番のメリットですかね。でも、いつものコースと違うルートを選択してみました。
 すると、直ぐに出会ったのがキタキツネでした。路上に座りこちらをじっと見つめていました。おやつくれよ!とでも言ってるんですかね?

 

クジャクチョウ(2022.09.11 蝶多村)


 昨日の続きで、クジャクチョウは多かったような気がします。稀少な種類ではありませんが、なにしろ亜種名にgeisya(芸者)と名が付く種類ですから大切にしなければ。

 

ジャノメチョウ(2022.09.11 蝶多村)

 ちょっと気になるポイントがあります。前回蝶多村に来たときに、遠くのミズナラに何かが止まったような気がしたのです。もしかしてゼフィルス類?そう思ったのですが確認できずに終わってしまいました。
 その場所に腰を据えて観察しようと考えたのです。先ず現れたのは、ジャノメチョウですが、これはかなりボロボロな状態ですね。

 

ジョウザンミドリシジミ雌(2022.09.11 蝶多村)



 1時間ほど観察していると、数回、あれはもしかして?と思えるシーンがありました。そうして、遂に確認できるシーンの撮影に成功しました。ところがその直後、思わぬ 事が起きたのです。
 何と、その蝶がFieldの直ぐ近くに飛んできたのです。ゼフィルスが花で吸蜜?あまり見かけない風景ですね。でも、やはりチョウなんですから、当たり前と言えば当たり前でしょう。
 
Fieldは、チョウの姿を追い求め半世紀以上になりますが、シャッターを押し、ハイ撮れた〜!次…という感じで行動していました。でも、こうしてじっくりと腰を据えて観察することが大切なんだと、今更ながら気づかされた気がしました。


  

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