仇打ちのつもりでしたが…(日高町)

ヒメアカタテハ(2022.07.30 日高町)

 先週、自宅から100km走って訪れた日高町。しかし、気温も低く雨まで降って引き返した。結局往復200kmの無駄 走りをしてしまった。その仇打ちをしたくて、またまた日高町を目指した。目指す林道の手前に登山道があり、ものすごく沢山の登山者達の車があちこちに並んでいた。いつものことではあるが、ここまで多いのは初めてかも知れない。
 狭い道を避けたり、避けて貰ったりして漸く目指す林道ゲートに到着したが、そこには車が2台とバイク1台でした。ヤレヤレ、Fieldの車を停めるには余裕でした。そこからカメラ2台と三脚を手に出発!気温は20度台後半で、無風状態でした。
 先ず目に止まったのはヒメアカタテハです。ヒメアカはそんなに希少種だとは思って居ませんが、北海道で越冬したという確証は未だに無いそうです。この子も本州から渡ってきたのかなぁ?

 

エゾシロチョウ(2022.07.30 日高町)

 ちょっと驚いたのが、エゾシロチョウです。ウツボグサで吸蜜していましたが、結構翅は綺麗でした。Fieldの感覚では、もうシーズンは終わっている筈ですが、ここって思っている以上に標高が高かったのかなぁ。

 

ベニヒカゲ(2022.07.30 日高町)


 やたらと飛び回っていたのがベニヒカゲです。でも、吸蜜している個体は1頭も居なくて、本当に飛び回っているという印象でした。漸く静止ている個体を見たのは、2個体だけでした。

 

ナミヒョウモン・コヒョウモン(2022.07.30 日高町)


 小型のヒョウモンも、結構な数を見ましたが、なかなか写 真を撮らせてくれません。漸くシャッターを切れたのがこの写真ですが、上の写 真は開翅した物が撮れず悩みましたが、後翅の模様のボケ具合からナミヒョウモン。下の写 真は開翅シーンが撮れましたのでコヒョウモンだと思います。
 この林道に期待していたのは、ツマジロウラジャノメと、ジョウザンシジミでしたが姿を見ることは出来ませんでした。時折見かけるオオイチモンジとアサギマダラも姿はありませんでした。いずれもシーズンのピークは7月中旬と思っていますので、遅すぎたのかも知れません。

 

アオメアブ(2022.07.30 日高町)

 ここで楽しみにしていたのが車中泊です。今年は連日の晴日が無く、初車中箔です。日高町から更に遠くの富川にある漁協の“ルシナ”というスーパーで魚貝を仕入れて、その近くの公園で車中泊をします。この公園、昔はタンポポ公園という名前だったと思うのですが、いつの間にかせせらぎ公園に変わりました。
 確かに昔はタンポポだらけの公園でしたが、今はきちんと手入れの行き届いた公園になっています。ただ残念なのは昔は大きな池があり水が充たされていましたが、今は水が流されていませんので、広大な窪みが有るだけです。水の事故でもあったのかなぁ?

 カーサイドタープを設置中、地面に何かが…最初、セミ?と思いましたが、良く見ると3
cm位 はあるアブでした。ネット検索で調べました。よく分かりませんが、アオメアブだと思います。

 

日高ではコマドリの鳴き声を期待していましたが、シーズンハズレだったようです。


  

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