半月ぶりの蝶遊び(中札内村編1)

シータテハ(2022.07.18 中札内村)

 ピヨタンの滝にある駐車場に車を停め、歩き出したら直ぐに迎えてくれたのはシータテハでした。この蝶、年2化ですから夏型ですね。Fieldの場合、この蝶を見るのは、殆ど9月の秋型が多く、一瞬、えっ!キタテハ?と思ってしまいました。それにしても秋型と比べ翅の面 積が広いですね〜。

 

ベニヒカゲ(2022.07.18 中札内村)


 林道に入り、下流方向に進むつもりでしたが、そこには“熊出没により進入禁止”の看板が出ていました。何言ってんだ!北海道で蝶遊びするなら、熊が恐いなんて言ってらんないよ。と思いましたが、実は数年前に熊と睨めっこした場所の上流部ですので、本当は恐いです。でも、今日はしっかりと熊鈴付けてますので大丈夫。(…だと良いなぁ)
 林道を歩き出して直ぐに目に飛び込んだのはベニヒカゲでした。えっ!早くない?Fieldの感覚ですと、8月、お盆前後の蝶というイメージでしたが、さすがに生まれたて、という感じで擦れも無く、美しい姿を見せてもらいました。

 

オオチャバネセセリ(2022.07.18 中札内村)

 更に奥へと進んだところ、出会ったのはオオチャバネセセリでした。それにしてもこの林道、吸蜜植物が少ないですね〜。所々でイケマ(アサギマダラの食草)位 ですが、そのイケマにも蝶は止まっていません。ですから葉に止まる姿ばかりで、花と蝶の美しい写 真が撮れません。
 実はイケマも蝶の好きな植物で、多くの種類が集まる筈なのですが、どの蝶も葉の上に大人しく止まっています。今日は急激に暑くなったからお休みしてるのかなぁ。

 

ミドリヒョウモン(2022.07.18 中札内村)

 いつもなら、もっと奥へと進むのですが、今日はこの辺りで引き返そうと思いました。先ほど見た看板の影響も有ったかも知れません。実はここで期待していたのはゼフィルスでしたが、全くその姿を見ることは出来ませんでした。
 車へ戻る途中、ヒョウモンを見かけました。ん?メスグロヒョウモンの雄?と思い近づいた時に、翅を上げてくれました。メスグロじゃ無いよ。ミドリヒョウモンだよー。と主張しているようです。表だけですと、一瞬どちらか迷うことが有りますんでね。さー、ポイントを変えますか。

つづく…


  

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