本日の収穫(中札内村)

サカハチチョウ・ツバメシジミ(2022.06.18 中札内村)


 6月になり、いよいよ蝶シーズン到来だと張り切っていた。しかし、6月12日まで、その日の最高気温が20度を越える日はなかった。地元紙によれば、この気温の低さは何と91年振りだとか!しかし、13日には20度越えになり、今週末に期待をしていた。
 待ちに待った今日、予報の再婚気温25度の中札内村を目指した。実は行きたい場所は4ヶ所有ったのだが、この時期出会いたい蝶の種類が一番多かった中札内村でした。到着して外気温は24度。これは行けるかも!期待は大きく膨らみました。そこにいらっしゃったのは、カメラを地面 に向けている男性。停まっている車のプレートは帯広です。もしかして蝶を撮ってるの?と声をかけたら、はいそうですとの返事。最近になって興味を持ち撮り始めたとか…何か嬉しいね〜ガンバって〜!
 林道を歩き出して最初に撮ったのは、カラフトタカネキマダラセセリ、ちょいと擦れ気味。次に撮ったのはクジャクチョウで既にボロボロ。サカハチとツバメシジミは撮影済みですが雌でしたのでキープでず。

 

ギンボヒョウモン(2022.06.18 中札内村)



 やたらと目に着いたのはギンボシヒョウモンです。この種はヒョウモン類の中でも発生が早く、例年6月後半に発生しますので、今年の寒さにもめげず発生していました。どの個体も新鮮さを感じる美しさでした。

 

ヒメウラナミジャノメ・ベニシジミ(2022.06.18 中札内村)


 ヒメウラナミジャノメは数匹目撃しましたが、なかなか静止してもらえず、撮影漏れになるかなぁと重い始めたときに漸く停まっている姿を見つけ撮影に至りました。
 同じようにベニシジミも既に幾度か目にしながら撮影出来て居ませんでしたが漸くシャッターを切ることが出来ました。

 ここまで、目にしているのに撮影出来ていないのがモンキチョウとエゾシロチョウで、特に今日はエゾシロチョウは2桁以上目にしているのに撮影が出来て居ません。悔しいな〜!でも、Fieldのエネルギーは、いつもその“悔しさ”ですから、まだまだ頑張るぞ!

 

フタスジチョウ(2022.06.18 幕別町)


 その後、同じ中札内の別のポイントに行きました。先ほどのポイントでは、目指す種には逢えず、ポイントを変えたこの場所の目指す2種にも結局逢えませんでした。諦めて車に戻ろうとした時に“春日井”というナンバープレートを付けた車を見ました。ん?!春日井?それって何県だっけ?そんなことを考えながら自分の車に向かって歩いていると“もしかして、蝶の撮影ですか?”と声をかけられました。
 お話を伺うと、鳥の写真を撮っていたのですが、最近は蝶の写 真を撮っているとのこと。何処からいらしているのかと尋ねると愛知県だと仰いました。それって、Fieldが先ほど気になっていた春日井市?その後長い立ち話をして済みませんでした。でも、楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとう!
 その後、幕別のリンゴポイントを目指しましたが、リンゴが好きな吸蜜植物が未だ開花して居ませんでしたので、発生は来週以降かと思います。撮れたのはフタスジチョウだけでした。

 張り切っていた割には、逢いたい蝶には出会えませんでしたが、蝶の撮影に興味のあるお二人に出会えたことが本日の収穫だと強く感じています。もしお二人がこのページをご覧でしたら、トップページから是非ご連絡下さい。


  

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