歩き過ぎ(帯広市〜中札内村〜蝶多村)

ポロシリ岳・ミヤマカラスアゲハ(2022.05.21 帯広市)

 昨夜は東京から蝶友のS氏がお見えになり、一緒に居酒屋へ行き、蝶話で盛り上がった。彼はお酒に強い方ではないので、一次会でお別 れしたが、飲んべいのFieldは“プチプレジュール”“ZIG ZAG”と“きりちゃん”に寄ってから久々に気持ちよく帰宅した。
 今朝は爽快に目覚めた。今日の予想気温は25゜となっていたので、目指すはポロシリの森。ターゲットはツマキチョウです。
 現地に着いたら気温は24゜。長袖シャツが厚いくらいでした。まず撮影できたのが、ミヤマカラスアゲハでした。蝶多村で姿を見ながら撮影できなかった悔しさをここで発散できて満足!

 

カラフトタカネキマダラセセリ(2022.05.21 帯広市)

 ところが、肝心のツマキチョウが見あたりません。かつてここで、ツマキに振られたことが無かったのに何ででしょう?考えてみたらツマキチョウの好きなミツバウツギが未だ開花して居ません。次にツマキチョウが止まるタンポポが殆ど終盤状態です。
 ツマキチョウの好きな吸蜜植物が無かったから姿を見せてくれなかったという事でしょうか?

 諦めて帰りかけた時に見つけたのがカラフトタカネキマダラセセリでした。でも、ちょっとビックリです!帰宅後確認しましたが、過去の記録では、5月に撮影できたのは、18年前の5/30に新得というデータがありました。その年より10日ほど早い発生です。

 

シロオビヒメヒカゲ(2022.05.21 中札内村)

 どうしてもツマキチョウの姿を撮影したくて、中札内村に移動しました。着いて直ぐにネットマンに声を掛けられました。あら、また本名を言われてしまいました。印刷業はまだ続けているのですか?…とまで言われてしまいました。ヤバ!
 ここでは、ジョウザンシジミの飛翔を見ましたが、ツマキチョウは見ることが出来ませんでした。ところが、またまた驚く種が目に飛び込んできました。シロオビヒメヒカゲです。これも帰宅後確認しましたが、20年前の
5/26蝶多村でしたが例年ですと6月10日くらいがが普通 の年のようです。
 今年は、桜の開花も早いなぁという印象がありましたが、蝶の発生にも、10日以上の影響があると思われました。

 

ヨツボシトンボ・エゾハルゼミ(2022.05.21 中札内村)

 ところで、岩内でも中札内でも感じていたのですが、エゾハルゼミの鳴き声です。蝶と違って明確な記録は残って居ませんが、エゾハルゼミは6月のセミという印象が強かったのですが、かなりの勢いで鳴き声が聞こえていました。
 また、ヨツボシトンボも記録はありませんが、早いんじゃない?という印象です。

 

ツバメシジミ(2022.05.21 蝶多村)

 一度自宅に帰った、時刻は午後2時。明日の天気予報を見たら最高気温が何と14゜。ヤバ!思わずまたお出かけしました。向かったのは蝶多村です。最初チャマダラセセリのポイントを覗きましたが姿はなく、辛うじてツバメシジミが撮れました。
 その後、チシマフウロにエゾシロかウスバシロが来ていないかと確認に向かいましたが撮影には至りませんでした。実は歩き過ぎで足が痛くなったからです。

 2022年、ここまでで撮影できた蝶の種類数は19種です。北海道で生息する蝶の種類は110種位 だと思っていますので、何とか80%位を目処に考えています。

 

エゾシロチョウ・ウスバシロチョウ・モンキチョウ(撮影できず)キベリタテハ


  

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