昨年は３月13日、一昨年は３月15日に浦幌町で渡り鳥の群を観察している。では今年も…と期待して出掛けてみました。いつもなら、遠くに飛ぶ鳥を見つけて車で追いかけるのですが、あれ〜？おかしいなぁ！飛ぶ鳥の姿が見えないのです。
　農道を延々と走りまくりましたが、見たのはオオハクチョウ２組だけ。漸くワンペアの黒い鳥の飛ぶ姿を見かけましたが、追いつくことが出来ず見失ってしまいました。
　こうなったらキツネでも何でも良いから姿を見せてくれ〜と願いながら更に車を走らせました。小さな橋を渡るとき、あれ？タンチョウじゃん！慶び勇んでカメラを握りしめ撮影開始。でも待てよ〜。せめてペアで居てくれよ。

　先ほどまで被写 体も無く、何でも良いから…と思い始め、タンチョウを発見したときには、やった！と思ったのに、シャッターを切った途端に、せめてペアで…なんて…欲深いFieldですね。
　そう思いながらハンドルを握っていたら、何とタンチョウのペアを発見しました。思いが通 じたのかなぁ。ペアは地面をつつきながらゆっくりと移動していました。進んで行く方向に目をやると、ビックリ！群が居るではありませんか。数えてみたら11羽居ました。一ヶ所に計13羽！浦幌町で見た最大の群です。
　いやー欲は持つべきですね。そうそう、夢を持ち、一つ一つ達成しながら先へ進む。それがFieldの生き方ですからね。

　さて、そろそろ帰ろうかと思ったときに、猛禽類の飛翔シーンが目に入りました。かなりの距離がありましたが、一応パチリ！うーん尾が白いのは確認できましたがオジロワシかなぁ。
　狙っていた渡り鳥の大きな群には遭遇できませんでしたが、タンチョウのおかげで満足することが出来ました。お天気もまずまずでしたし、out door日よりだったようです。