2021年を振り返って

ジョウザンシジミ・ヒメギフチョウ


 今年の漢字は“金”でしたが、2021年は皆様にとって、どんな年でしたでしょうか? Fieldとしては2021年を象徴する漢字が“金”であったとは、ちょっと納得が出来ません。世界的流行病に始まって、日本各地で事件・事故のオンパレードでした。しかし、そんな出来事を並べてみても意味は有りませんので、良かったことを中心に並べたいと思います。
 先ずはジョウザンシジミ。4月24日タイミング良く満足の撮影が出来ました。そうしていつものヒメギフチョウは4月29日タイミングはイマイチでしたが、まずまずの撮影が出来ました。更に、ヒメギフが生息していると云われている別 の場所、日高と敏音知に行ってみましたが、こちらは無駄足になってしまいました。

 

アサギマダラ・オオイチモンジ

 超ラッキーは6月13日のアサギマダラです。止まる位 置や場所を変えてくれてたっぷり撮影が出来ました。余裕でムービーも撮影が出来ました。9月に道産子アサギを探しましたが、飛翔を確認しましたが、撮影には至りませんでした。
 昨年姿を見る事が無かったリンゴシジミは、3箇所のポイントを廻りましたが、飛翔シーンを見ただけに終わりました。でも飛翔シーンを見ることが出来ただけで昨年よりはマシですね。
 オオイチモンジはいつものチミケップで、数は少ないながら出逢う事が出来、更に足を延ばした丸瀬布でも撮影する事が出来ました。

 

アカマダラ・カラスシジミ

 今年はお祭り騒ぎを沢山見ました。特にヒョウモン類・アカマダラ・サカハチチョウの集団は至る所で目にしました。
 今年、特に沢山の個体を目にしたように感じたのがカラスシジミです。また、ゼフィルス類も例年より多かったように感じました。

 蝶以外で特筆すべきはヒグマですね。4月29日、旭川に行く途中の日勝峠。5月2日、帯広の合流点。7月23日森町。計3度の接近でした。奇数年にヒグマが多いと言われていますが、春〜夏の地元紙にも、毎日のように掲載されていました。

 

冬季トレーニング初日後(2021.12.30 自宅前)

 Fieldは学生の頃の口癖が“糞ったれ〜!”でした。スポーツ時、自分のミスで点を取られた時は大声で…。テストで90点台だった時は心の中で…。そうしてその悔しさをバネに前へ前へと突き進んで来ました。
 今年のFieldは、この場を借りて叫びます…“糞ったれ〜!”来年はもっともっと充実した歳にするぞ!
 ご愛読頂いている皆様にとりましても、明年がより一層素晴らしい歳になりますようご祈念申しあげ、2021年のField Noteの締めと致します。この1年間ありがとうございました。


  

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