50%くらいかな?(中札内)

アカタテハ(2021.09.23 中札内)


 春分の日です。今年はもう夏日は無いだろうし、蝶遊びもそろそろ終わり…と思っていたら、天気予報では何と27℃になるとのこと。しかも、朝の日課の星占いを見ると“夢が叶う日”とのこと…うーん!考えましたね〜。Fieldの夢って何?
 考えるまでもなく、Fieldの夢は蝶の写真を撮ることですよね。狙う種類は…十勝のアサギマダラはもう本州に向けて出発したでしょうから、先週見かけただけで撮影出来なかったキベリタテハや見ることも出来なかったアカタテハ・ヒメアカタテハかな。
 そんな訳でまたまた中札内です。林道往路は何もめぼしい種類は居ませんでした。ところが林道ゲートまで戻ると、ノコンギクにアカタテハが止まっていました。いやー綺麗だね〜。

 

ヒメアカタテハ(2021.09.23 中札内)

 幾度もシャッターを切り、ワクワク感が出てきたときに、今度はヒメアカタテハを発見!でも、これには手こずりました。先ほどのアカタテハはノコンギクに止まっていたので撮影が楽でしたが、今度はオオハンゴンソウに止まっています。目線の位 置なので、撮れる写真は翅の裏ばかり。
 アカタテハの数倍シャッターを切り、どうにか翅の表が判る写真を撮りましたが、満足度はイマイチでした。

 

シータテハ・クジャクチョウ(2021.09.23 中札内)

 擦れてボロボロになっている種類は可哀想なので、撮影は避けて、撮ったのはこの2種くらいでした。しかし、シータテハは居ましたね〜。地べたのあちらこちらにかなりの数が止まっていました。やはり吸水が目的なんでしょうか?他の蝶でしたら、吸水行動は集団で行いますが、シータテハは単独行動なの?

 

オオモンシロチョウ(2021.09.23 中札内)

 モンシロチョウよりやや大きいかなと思い、シャッターを切りました。こうして良く見ると、やはりオオモンシロチョウのようです。Fieldのデータを見ると、1995年瀬棚町産が初ですね。以降十勝地方でも爆発的に数を増し、どこにでも居る蝶という印象でしたが、2010年以降は激減してしまいます。理由はよく判りませんが、この種の運命ってドラマになりそうですね。今では数年に一度、出会えるかどうかの種です。

 

その他(2021.09.23 中札内)

 林道をいつもよりゆっくりと往復しました。しかし、充分満足とまでは至っておりませんので、車で少し移動して違う林道を歩きましたが、蝶自体がいないのです。しかも、少し足が痛みだしましたので、撤収。
 この林道で目にしたものは、蛾の幼虫です。正直、うわっ、綺麗!と思いました。体を伸ばしたり縮めたりすると、細長い体毛が動き、面 白かったのです。あっ失敗した。ムービー撮るんだったかなぁ。次に目を惹いたのがホップです。以前はそんなに珍しく思っていませんでしたが、久しぶりに見ました。早く帰ってビール飲もう!

 実はこの後、車に乗る直前にキベリタテハの飛翔を見ましたが、残念ながら見とれただけ。今日の星占い、大当たりとは言えないですね。50%くらいでしょうか。(自宅に戻ると外気温は28℃でした。明日の予報では、最高気温17℃…老齢者にはキツイ季節です)


  

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