どうかお許しを(蝶多村)

不思議な光景(2021.09.25 蝶多村)

 お天気は良さそうで、気温も20℃くらいにはなりそうです。でも、この時期に狙うべき蝶はもう居ない。別 件で出掛けて、用を済ませた。それにしても良いお天気だこと!もったいない!それで、未だ早いけれどイチモンジセセリが来ているかどうか確認のために幕別 のスマイルパークを覗いてみた。
 結果目撃は出来ませんでした。居たのはスジグロシロチョウとモンキチョウだけ。過去のデータでも、この時期にイチモンジセセリを見たのは広尾町と更別 町で、ここでは10月にならないと姿を見たことはない。今年最後の楽しみはおあずけですね。
 あまりにもお天気が良く、このまま帰宅も淋しいので、蝶多村を覗きに行きました。車を停め、山道を歩き出して直ぐに不思議な光景を目にしました。黄色い花に蚊???調べてみますと、双翅目には、ハエ・アブ・蚊が含まれています。アブが花に止まるのは見慣れていますので、近似種の蚊が花に止まるのは有りかも知れません。更に調べると、どうもこれは蚊ではなくガガンボのようです。

※この花の名前をご存知の方がいらっしゃれば、教えて下さい。また、ガガンボの生態もね。よろしく〜!

 

シータテハ・イチモンジチョウ(2021.09.25 蝶多村)

 山道の両脇はほとんど吸蜜に使われそうな花が咲いて居ませんでした。でも、この時期何処へ行ってもやたら目に着くのはシータテハです。今年は特に多くの個体を目にしました。
 次に見つけたのは、アカマダラだと思って近づいてみたら、イチモンジチョウでした。この蝶はシータテハとは逆で、いつもなら居るハズなのにと思うポイントでも見かけることは無く、今年は写 真が撮れていなかったように思います。ここに立ち寄って良かった〜!

 

鳥さん(2021.09.25 蝶多村)

 先ほどから気になっていることがありました。山道を歩いていると、道の脇にある薮から鳥が飛び、7〜8m先の薮に隠れるように止まる鳥が居たのです。あんた誰なのよ?気になったので無理かもなぁと思いながらシャッターを切ってみましたら意外と撮れていました。
 ところで、この鳥の飛び方は、おそらくセンニュウの仲間であろうと思います。エゾセンニュウかと思いますが、自身が持てません。鳥って幼鳥・成鳥、雄・雌で模様が違う種が多く手こずります。違っていたらご指摘を!

 

綺麗な幼虫(2021.09.25 蝶多村)

 辛うじて残っている緑色と、茶色く枯れた葉の中で目立つ色の葉を遠くから見つけて近づいてみると、葉先に毛虫がいました。オレンジ色と黒の比較的綺麗な色です。そういえば、先日も毛虫をアップしましたね。もしかして毛虫好き?
 種類もきちんと調べてご報告したいのですが、最近ドラレコ画像やら、自分で撮ったムービーやら写 真のチェックが嵩んで記事を書くのが大幅に遅れていますので、どうかお許しを!

 

クロヒカゲ・エルタテハ(2021.09.25 蝶多村)

 車に戻る直前に比較的翅の綺麗なクロヒカゲが居ました。しかし、光線の具合が良くないし、足場の都合で、この角度からしか撮影が出来ません。そこで、ストロボ同調。思ったより良い写 真になりシメシメ!
 車に戻ると、タイヤの脇にエルタテハがFieldの帰りを待っていてくれました。Fieldの愛車の色は焦げ茶です。タテハ類はこの色がお好みのようで、蝶の方から寄ってくれるのです。以前、捕虫網の柄にオレンジ色のテープを卷いたらヒョウモン類が近づいてくれましたし、三脚の足に黄色いテープを卷いたらモンキチョウが近づいてくれました。様々な色の実験も面 白いかも知れませんね。

 

ひまわり畑(2021.09.25 蝶多村)

 ここの林道、何があったのか判りませんが、誰かがわざとにやっやんじゃないかと思えるほど凸 凹になっていました。おそらくドラレコ画像は軒並み衝撃ロックが掛かっている事でしょう。
 林道からようやく舗装道路に出ましてほっとしたら、この眺めが…おっ、良いねと思い、カメラを構えましたが、あれっ?花が全部そっぽを向いています。あー、逆光だからですね。残念。向こう側に回り込んで…というのも面 倒でしたので、これで良いかぁ。どうかお許しを!


  

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