メスグロヒョウモン（2021.09.11　日高町）

　先週、中札内でアサギマダラの飛翔を確認しました。それも何と３頭！しかし、残念ながら写 真は撮れませんでした。その悔しさを晴らすべく再度の中札内を考えていましたが、天気予報ではあまり気温が上がらない様子。では、日高山脈を挟んで日高は？そう考えて、またまた頼るは天気予報。９/11はまあまあのお天気で、９/12は雨の降る可能性がある。ならば、取り敢えず目指すのは日高町に決定！
　準備が出来ていなくてドタバタと自宅を出て、現地到着が午前10時。外気温は23℃でまずまずのお天気です。林道を走行していて、真っ先に目に止まったのはメスグロヒョウモンでした。メスグロは特に希少種という訳でもありませんが、一日に数頭出会うくらいで、こんなに数多くのメスグロの姿を見たことは記憶にありません。
　えっ！ボケが来ているから記憶にないのでは？って？かも知れませんが…汗

　ヒョウモン類は沢山いましたが、先週から飽きていますので違う種類を追いかけました。えっ！まだ頑張っているの？と感じたのが、ミドリシジミ類の♀でした。前翅の光沢のあるブルーは、ジョウザンミドリかミドリシジミか？悩むところですがおそらくミドリシジミでしょう。７月中旬には発生しますので、２ヵ月程頑張っているのだと思います。
　また、このエリアはベニヒカゲの多産地ですから、驚くほどではないのですが、見かけたのはこの１頭だけでした。頑張れ、頑張れ！

　川沿いの道を歩いていて、懐かしいと思ったのがダイモンジソウです。かなりの数咲いていました。でも何年振りかなぁ。しっかり花が“大”の字に見えますね。どなたが命名したのか存じませんが、良いネーミングだよね。
　次はイカリモンガの数の多さにも驚きました。夏に時々見てはいましたが、今日はいったい何頭見たことか。こうして見ていると、鱗翅目の蝶と蛾の境界線はどこで引かれているのでしょうね？子どもの頃、昼飛んで花の蜜を吸うのが蝶だと習った気がしますが、その定義だとイカリモンガは蝶でしょうね。
　道から遠かったのですが、ん？オカトラノオ？まさかこんな時期に…とカメラを構えました。サラシナショウマのようです。これも近年見た覚えがありません。（やはりボケのせい？）でも、こんな時期に咲くんだっけ？

　今日、この日高町を目指した訳は、先週アサギマダラを撮影出来なかった憂さ晴らしをしたかったのが一番の理由でした。このアリアで道産子アサギマダラを一度も見たことはありませんが、一昨年の７/14にここで、アサギマダラを２頭見ていますので、可能性は有ると思っていました。
　二番目の理由は、このエリアを訪れるのは、７月のツマジロウラジャノメ時期か、お盆の道南行きの行き帰り中継としてが多く、９月にこのエリアを訪れるのは初めてなので、思わぬ 種類が居ないかなぁとの期待がありましたが、少し残念な結果で終わりました。
　ところで、林道を走行中や、川沿いの道を歩いていて驚くのは、釣り人の多さです。殆どが札幌ナンバーで、あれっ！この車７月に来たときにもここに止まっていたよね…という道外ナンバーの車もあり、何と洗濯物を干していました。実はFieldも今日は野外泊を企んでいましたので、おかずを１品狙っていましたが、おそらく誰も居ないであろうポイントまで移動して竿を出しました。結果 オショロコマ１匹ゲット。

　やってきたのは、例の富川のキャンプ場です。指定位 置空いていました。早速遅めの昼食です。先週のお好み焼きが美味しかったので、またお好み焼きですが、忘れずに焼きそばも入れました。麺は菊水で、マルちゃんより少し旨い気がします。熱源はイワタニのミニバーナーです。
　近くの生協に行って、貝を物色しました。（貝が好きなもので…）灯台ツブが目的でしたが、袋に10数個入って600円！？価格には納得ですが、こんなに食えねーよ！…で断念して、先ほどの場所に戻り、炭を熾してジンギスカンです。写 真は定番の〆のうどん。最近必ずジンギスカンのタレにうどんを入れておいて、肉が無くなるとうどんに切り替えます。うどんの隣には、先ほど釣ったオショロコマで、遠火でじっくりが原則ですね。
　今回、カーサイドタープは付けていません。夜半から雨の予報でしたので…という訳で酒場は運転席です。中央はナビ画面 、その上は、TV・AM・FMチューナーその陰で赤いのがUSBバッテリー。右はiPad。ナビ左はWiFi送受信機で、照明はオリオン提灯です。Fieldの車、助手席を前に倒すとフラットなテーブル、運転席を後ろに倒すと後部座席に繋がりベットで足を伸ばして眠れます。 今夜も酔いました。おやすみ〜。