夏のチョウ遊び(足寄〜蝶多村編)

ここもヒョウモン祭(2021.08.029 足寄)


  場所を変えてみました。かつてキベリタテハを見た場所ですが、かなり規模の大きな土木工事が行われているようで、景観が変わっていました。ここで巨大なニジマスを釣ったよなぁ、ここで大量 にヌメリスギタケを採ったよなぁ、という場所なのですが…
 とにかく車から出て歩いてみましたが、ここもヒョウモン祭状態。はやりミドリヒョウモンが大多数です。吸蜜している♀に幾度もアタックする♂。しつこさに嫌気をさして地べたへ逃げる♀。
 それを追いかける♂。更に深い草むらに逃げる♀。それでも追いかける♂。結局♂が諦めて飛んで行きました。

 

こちらはカップル成立(2021.08.029 足寄)

 その直後、交尾中のカップルが目にとまりました。しっかり♂がリーダーシップを発揮している様子です。よかったね!

 

コミスジ・キアゲハ(2021.08.29 蝶多村)

 ヒョウモン祭に飽きてしまい、何でも良いからヒョウモン以外の蝶が見たいと思い、帰路にあるいつもの蝶多村です。とりあえずフタスジチョウのポイントに来てみましたが、いたのはコミスジ。もしかして今年はフタスジを見ていないかも。何でだろう!
 次に出会ったのがキアゲハです。こちらも今年出会った回数は少なかったと感じています。しかし、今回は目の前にとまり、しっかりと開翅してくれて、まるでモデルさんのようです。

 

ジャノメチョウ(2021.08.29 蝶多村)

 フワフワと飛び続けるジャノメチョウ。なかなかとまってくれず、諦めた途端に道端にとまり開翅してくれました。今日はモデルさんが多かったみたい。
 草丈2m程の黄色い花にとまるのもジャノメチョウ。何だか威厳があります。ところでこの植物何だっけ?ボケが進んでいるFieldです(汗)
 帰宅後植物図鑑を見て確認。最初オオアワダチソウかなと思いましたが、どの図鑑を見ても草丈1〜1.5mとあります。しかしこの写 真の植物はどう見ても2mはありましたので更に調べた結果、セイタカアワダチソウだと判明しました。草丈は〜2mとなっていました。

※結局オオヒカゲは掲載していないのに、タイトルにオオヒカゲと書いてしまってましたので修正します(汗)

アカマダラ(2021.08.29 蝶多村)

 今回どこへ行っても、その姿は確認できていましたが、こうして見たらやはり綺麗だわ!翅の擦れた種が多い時期にピンシャンの翅だから余計に感じますね。

 

ウスイロオナガシジミ(2021.08.29 蝶多村)

 夏の蝶遊び最終章という気持ちで歩き回った2日間でしたが、車に戻る直前にウスイロ発見!こちらも既に翅が擦れていて、肝心のオナガの尾もちぎれていましたが、先週中札内で“一体何年振り?”と書いたウスイロと、ここでも会えたことが嬉しく感動しました。もしかして蝶多村でウスイロと出会うのは初めてかも知れません。
 天候に恵まれ、野営もできて楽しい2日間でした。来週からはもう秋の気配満載だと思いますが、叶うのであれば、どこかでもう一泊したいなぁ…と、欲が増すFieldでした。
 反省点:写真を撮り忘れたシーンがあります。釣った魚たち、野営で作った料理です。気をつけま〜す。


  

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