小さなニンジン その5(恵山)

山頂近辺(2021.07.24 恵山)

 山頂に近づきました。SENSEがカメラを構えたので、下の漁港も入れてパチリ!ガスも少し薄くなったので、ついでに遠景もパチリ!

 

野生馬(2021.07.24 恵山)


 山頂はこんな感じです。SENSEによれば、いつも山頂に居る訳では無いとのことでしたが、今日は山頂で群れていました。誰かが飼育放棄をした結果 だそうです。
 白い大きな馬がボスだそうです。そのボスの頭に、何と烏がとまっていました。このボスをコントロールしているのはオレだぞ!という態度です。

 SENSEは月に幾度も来ているようで、馬達はすっかり慣れている様子。近づくと馬達も寄ってくるという状況でした。背中に白いマークの有る奴が一番慣れているとの事でした。(2枚目の写 真のボスの顔の下に写っています)

 

珍しい花(2021.07.24 恵山)


 この山に登り始めた時、一人のオジ様の姿を見かけましたが、その方と山頂付近で遭遇しました。“ここに珍しい花が咲いているぞ”と声を掛けられました。そうそうこの花です。この山を登る途中で見つけて、何という名前の花だろう?と気になっていたのです。マツムシソウ(マツムシソウ科)だと教えてくれました。
 もっと珍しい花があるとのことで、更に教えて貰ったのがこれ。カギラン(ラン科)というのだそうです。いずれの花もFieldにとっては初見です。オジ様には、この場所が特定できることはしないように言われました。掘り起こして持って帰る奴等が居るとのこと。ですので、この山の名前は書いておりませんが、地元の人なら、あーあそこか…とバレるよね。

 このオジ様はマグロ漁師で漁が無い日はこの山に登っているとのとのこと。植物に詳しそうなので、先ほどからヒョウモン類が沢山止まっていた黄色いキク科の植物の名前を聞いてみたら、“キク科?そんなん知らん”とそっけない返事。そっか漁師だから浜言葉なんだね。(後日調べましたが、オグルマ属のミズギクかな?と思います)

 

キアゲハの産卵(2021.07.24 恵山)

 SENSEがキアゲハの産卵シーンを見つけましたので、Fieldもシャッターを切りました。生みつけられた卵も確認。依然でしたらレンズ交換をしなければ撮れなかった写 真も、今使っているカメラならレンズ交換無しでここまで撮れますので、とっても便利です。ムービーも綺麗に撮れるしね。

 

コキマダラセセリ・洞爺湖(2021.07.24 恵山)

 SENSEとの外遊びはここまでです。明日もお休みだから、どこかでもう一泊も有りですが、ギリギリまで遊んでは仕事に影響が有りそうで、1日余裕を持って帰宅することにしました。実は明日、叔父の回忌法要もありますしね。
 帰り道は洞爺湖脇のルートを選択しました。こうして景色を見ると穏やかに見えますが、直ぐそばのキャンプ場では、車もテントもぎゅう詰め状態でした。自宅からトロトロ走って、往復1,200kmの小さなニンジン(ニンジン=馬車馬のご褒美)はこれにて終了です。


  

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