小さなニンジン その3(森町)

藤崎八景その2(2021.07.23 森町)

 森町の鳥埼川沿岸にアカシジミ・ムモンアカシジミが居るという情報があった。森町へは行ったことがなかったが、取りあえず覗いてみましょう。国道から川沿いの道に入った。すると、島崎八景の看板が目についた。どうやら川沿いの景勝地を教えてくれる案内板のようでした。
 写真は屏風崖というエリアです。この駐車場で少し休憩した。それが良かったのか悪かったのか…?

 

藤崎八景その3(2021.07.23 森町)

 …と申しますのは、写 真の藤崎八景その3に近づいたときでした。道路上に何かが居ると気付き低速で近づきました。熊だ!と気付き停車。慌ててカメラを構えた瞬間に対向車が来てしまい、熊は慌てて森の中に逃げ込んでしまいました。対向車にしてみれば、緩やかなカーブを曲がった途端に熊に出くわしたという感じでしょう。
 Firldとしては、今度こそ熊の写真が撮れると確信した途端の出来事でガッカリ!…ということで皆さん“熊出没注意!”です。今年は熊の多い年になると春先から言われています。2年毎の周期なのだとか…。それで思い出したのがクモマベニヒカゲです。夏に産卵して、卵で越冬します。翌年幼虫になり、成長して秋に蛹になり2度目の越冬をします。こうして次世代まで2年越しになります。そんな訳で、クモマベニヒカゲは西暦偶数年に多いと言われています。
 もしかしてヒグマも、出産して子育てに1年以上を費やし、翌年は出産せずに翌々年に出産という周期だから1年置きに発見頭数が増えるのかも知れません。それにしても今年のField、熊との接近3度目ですよ。ヤバイヤバイ!

 

藤崎八景その6(2021.07.23 森町)

 その後も、トロトロと車を走らせたり停めたりしながら奥の方まで覗きましたが、めぼしい蝶には出会えず。ここの駐車場で湖面 を見ながら昼食を済ませました。その後まだまだ早いのですが、今夜の宿泊予定地を目指します。

 

トンネルメモリアルパーク(2021.07.23 福島町)

 今回、出発前から寄ってみたいと思う地点がありました。それがトンネルメモリアルパークでした。今から十数年前にここで夜を明かした事がありました。国道から近い割に静かで、眺めも良く、水道・トイレ完備でした。地元の方のワンちゃん散歩コースで、犬連れのおば様と会話した記憶があります。
 それより何よりこの公園の奥の森で、北海道では初めてタヌキと出会い写 真を撮ったのです。あそこなら、少し早めに行って森をうろつこうと考えていました。国道から曲がった途端に犬連れのおじ様が居て、思わずにっこりしてしまいました。ところが、公園に着いて愕然としました。森はなくなり巨大は変電施設が並んでいたのです。ダメだこりゃ!移動!!

 

咸臨丸公園(2021.07.23 木古内町)

 先ほど来た道を延々と引き返し、着いた場所がここです。トンネルパークの駐車場は20台くらいの場所でしたが、ここは広くて、数百台分はありました。勿論トイレはあります。公園内を歩いて驚いたのが流しが3台あり、それぞれに水道の蛇口が2つずつ付いていました。小高いエリアがあり広大な海が見えます。ただ、国道の脇ですから少しうるさいかも知れませんが今夜の宿泊地決定!もちろんテント・車中泊禁止の看板は見あたりません。
 ここの隅っこで炭火を熾し、先ほどコンビニで買ったジンギスカンを焼きました。何故コンビニ…なのかと言いますと、スーパーでジンギスカンを買うと1袋500g位 になりますが、コンビニですとその半分位の量で売っているからです。ソロの時にはコンビニですよ。うーん、ビールが旨い!
 ついでながら、咸臨丸の解説をすると長くなりますので止めておきますが、歴史上かなり活躍した船です。ここに風車が有るのは船の製造がオランダだったからの様です。恐れていたのはキャンパーや、車中泊族でしたが、ここで夜を明かしたのはFieldともう一台の車だけでした。ただ線路が近く、数十両連結された長〜い貨物列車が、ガッタンゴットンと地響きをあげていました。では、おやすみなさーい!


  

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