ツマにふられたその2(日高町)

イチモンジチョウ(2021.07.17 日高町)

 前章から“ツマにふられた”と書いていますが、以前の章で“ツマが好き”というタイトルで記事を書かせていただいていました。そう、ツマベニ…とか、ツマキ…とか、ツマグロ…とか、種名に“ツマ”の付く種が好きなんです。…で、今回はツマジロウラジャノメに逢いたくて日高に来ているのですが、結論を申し上げますと、ツマジロウラジャノメには逢うことが出来ませんでした。
 ここに来て、ネット持参の方にお会いしました。北見からみえているとのことで、3、4名の方々でした。“ツマジロ居ましたか?”と、声を掛けさせて頂きましたが“ダメだね、全然居ないよ”との返事でした。
 
時期も季候も問題無いはずなのに何で?ここ数年、確かに発生数は減っているように感じていましたが、崖に生息する種ですから、ネットで捕獲する方が居ても、崖の上にまでネットが届くことも無く、それが原因で減少しているとは考え難いと思っていましたが、では何故でしょう?

 

ホソバヒョウモン(2021.07.17 日高町)

 目的の“ツマ”には逢えませんでしたが、様々な種類の蝶に出会えて楽しく歩き回りました。

 

滝・アカガエル(2021.07.17 日高町)

  この林道には小さな滝があちこちにあります。それが重要な目印にもなっています。例えば2つ目の滝の手前の崖に…とかいう感じですね。
 その滝壷に何かが動いたような気がして近づいてみたら、ん?オタマジャクシ?でも、足が…そっか、間もなく大人になるオタマジャクシなのね。子どものころは散々見た記憶がありますが、久しぶりのような気がします。

 

ミドリヒョウモン・サカハチチョウ・エゾシロチョウ(2021.07.17 日高町)


 大型のヒョウモン類の姿を幾度か見ていましたが、写 真が撮れていませんでした。ようやく撮れたのはミドリヒョウモンでした。でも、違う種類のヒョウモンもいたような気がします。
 ツマジロウラジャノメを諦め、林道出口に向かっていたときに、小さなオニユリのような花が咲いていたので車を止め、歩いて近づいたときに、その花にエゾシロチョウが止まってくれました。これは絵になるかも…とシャッターを切りましたが、後で写 真を見てビックリ!その花の茎に何かの幼虫が止まっていたのです。普段Fieldは観察しながら、慎重に撮影をしているつもりでしたが、ダメだねー!注意不足だわ!


カーサイドタープ(2021.07.17 日高町富川)




 日帰りも考えてはいましたが、ちょっとやってみたいことがあって富川に行きました。今年の6/6にも泊まった公園です。やってみたいこととは、昨年の9月に購入したまま、未だ一度も使用していなかったカーサイドタープを広げてみたかったのです。以前使用していたカーサイドタープは、昨年奥尻島で強風に煽られ、ポールが折れてしまいました。直して使い続けるつもりでいたのですが、この商品をネットで見てしまったら、急に欲しくなって購入しました。
 気に入った理由は、Fieldが使用している車に、色がぴったり!更に、メーカー名が“FIELDOOR”というのが曵かれた理由です。広げてみた感想は、以前のタープより大きかった。翌朝、想像していたとおり朝露で濡れましたが、しっかり防水されていて、乾くのが早かった…等々。
 このタープの天上から、先日手に入れたオリオンビールの提灯を吊るして、ワカサギや白貝(ホンビノス)を肴にオリオンビールと泡盛を飲みました。野外で月を見ながらの飲酒は、本当に気持ちが良くリフレッシュできたと実感できました。

 


  

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