ツマにふられたその1(日高町)

ジョウザンミドリシジミ(2021.07.17 日高町)

 今月の帯広市、6月には15回あった夏日も、7月は15日に11日振りの夏日。翌日は真夏日で、本日は猛暑日ですって。何なの?この極端な天候は?えっ!Fieldの性格?…確かに似てるかも…汗。こんな土地柄に影響を受けながら育ったからかも知れませんね。そんな暑さから逃れる為…でもありませんが、日高を目指しました。一番気になっていたのは、今年の6月5日に崖から噴出していた雨水で林道が通 れなかったことです。大丈夫かな〜?
 少し早目に自宅を出発して、午前9時頃ヤバイ地点に到着しました。崖からは水が吹き出てはいましたが、何とか通 行出来そうです。気温は20゜代後半です。ゆっくりと蝶を探しながらドライブしていたら、ゼフィルス類の卍飛翔を確認して急停車しました。カメラを握って下車しましたが、その直後に卍飛翔は終了し、その1頭が近くの木の葉に止まってくれました。
 そっと近づきながら、幾度かシャッターを切りましたが、撮った時には種の同定も出来ないままでした。こうして見るとどうもジョウザンミドリシジミのようです。でも、前翅の縁の黒い帯の幅が少し広くもしかして別 種かも…でも翅の裏だけではなく、表の緑色も見える良い角度の写真が撮れて満足です。

 

カラスシジミwithヒヨドリバナ(2021.07.17 日高町)

 次に目を曵いたのがカラスシジミでした。比較的Fieldの好きな蝶です。ほぼ毎年、年に数度はシャッターチャンスの有る種ですが、例年より多いという印象でした。だんだんワクワク感が広がります。

 

コヒョウモン・ホソバヒョウモン(2021.07.17 日高町)

 次に嬉しかったのが、小型ヒョウモン類です。ここ数年写 真が撮れていない気がします。そのせいか、Fieldのボケのせいか特定に自信がありませんが、上2がコヒョウモンで、下がホソバヒョウモンかと思っています。
 上の2枚に比べて、下の1枚は翅が擦れているようです。発生の時期の差でしょうかね?

 

ウラゴマダラシジミ・コムラサキ・シータテハ・ミスジチョウ(2021.07.17 日高町)



 こうして歩いていて感じたのは、飛ぶ蝶の多さ。そうして発生している蝶の種類の多さです。これって一気に気温が上がることによて、様々な種類の蝶が一斉に生まれたからでしょうか?理由は判りませんが、何処を向いても蝶の姿が目に飛び込み、忙しい忙しい!


3蜜or3密(2021.07.17 日高町)

 これだけ多数の蝶が発生していれば、3密なんて当たり前状態です。上は1♀が吸蜜している所に2♂が寄ってきた状態ですから3密かな?
 下の写真はたまたま3種が同じ花で蜜を吸っているという3蜜でしょうね。しかもシジミ・セセリともう一種は蛾です。アンビリ〜!

長くなりそうなので、続く…

 


  

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