普通のあの娘(蝶多村)
コミスジコキマダラセセリ(2021,07,11 蝶多村)

 日本全国のあちこちから、激流・土石流・床上浸水等のニュースが聞こえてくる。Fieldの住む北海道も天候が悪く、太陽は隠れたままで、最高気温も20゜Cに満たない日も多い。昨日の土曜日、さーてどうするかなぁ?…と、あちこちの天気予報を見まくったが、このタイミングで行きたい場所の天気予報はいずれも良くない。遠出してスカ!(期待はずれ)が最悪だから近場の蝶多村でも…と考えていたが、結局雨降り。予報に傘マークは無かったのになぁ…
 
そうして本日、天気予報は昨日と一緒。仕方なく、雨が降らないように願いながら蝶多村を目指した。実は蝶多村の林道は、自宅からたったの15Kmですから、たとえ収穫が無くても、遠出した時よりダメージは少なくて済むのです。
 林道ゲートに到着、気温は19゜C、風は無風に近く、湿度はかなり高そうだ。車を停め、最初にお出迎えいただいたのはコミスジとコキマダラセセリでした。

 

エゾタヌキ(2021,07,11 蝶多村)

 次のポイントへ移動中に路上、2つの物体を発見!車を止め、様子を見ていたら1個体は一目散に草むらへ隠れました。もう1個体は相棒が逃げた草むらを覗き込んでくれたので、漸くタヌキだと判りました。
 慌てて運転席からフロントガラス越しにシャッターを切りましたが、超ピン甘写 真になってしまいました。でも蝶多村にもタヌキが居るという証拠写真にはなりますよね。

 

花とセセリチョウ(2021,07,11 蝶多村)


 たいていの場合Fieldは、目的の蝶を定め、行く場所を決定するのですが、今日は行くところが無い、でも土日にずっと家には居たくないという理由でのお出かけですから、特に何?という目標はありません。でも、季節の進行具合は判るかな?といったところでしょうか。
 アザミにセセリが群がっていました。よく確認しませんでしたが、アメリカオニアザミだと思います。次にイケマ発見!アサギマダラの食草です。蝶多村でアサギマダラとは出会った事はありませんが、かなり以前にこの近くで目撃したとの情報は聞いております。
 遠くからピンクの花を見つけました。ホザキシモツケです。比較的蝶の集まる花だという印象を持っていますが、今日は混み合ってはいませんでした。

 

エゾスジグロシロチョウ・ヒメウラナミジャノメ・アカマダラ(2021,07,11 蝶多村)


 写真を撮ったり、ムービーを撮ったりしながら移動しましたが、ムービー撮影中にFieldのお腹がグー…と音を発しました。写 真ならどうという事も無いのですが、ムービーはヤバイよね。インスタント焼きそばを作って食べてからまた移動です。
 トリアシショウマにエゾスジグロシロチョウ。ノコギリソウにヒメウラナミジャノメやアカマダラが来ていました。どれも普通 種なんですけれど、だんだん楽しくなってきました。もしかして、Fieldってどんな種類でも、蝶に遊んでもらえれば、それで満足ってこと?単純!!

 

本日の目玉(2021,07,11 蝶多村)

 Fieldが特に好きな花、コウリンタンポポにエゾスジグロシロチョウが止まったようだす。慌てて駆け付けて何とか撮影できました。
 今日一番の獲物は、カラスシジミです。かなり新鮮な個体のようです。林道より少し高い所に生えている蕗の葉に何か止まって居るぞ!…とゆっくり近づき、シジミだと判ったので翅が見える場所まで回り込んでの撮影でした。実は、先ほどの移動中に、ゼフィルスと思われる蝶が高い位 置で林道を渡ったのを運転席から見えました。何とか撮れないかとうろついた結果 、ゼフィルスではありませんが、このカラスシジミに出会えたのです。
 ずっと曇り空で、気温も上がりませんでしたが出掛けて良かったと感じています。特に狙いはなくても、家に居ては何の感動も無いのですから、僅かな可能性でもあるなら、外をうろつくべきだと強く感じました。最近、Fieldさんは何でそんなに元気なの?と言われましたが、その答えは“愛”です。愛するあの娘(蝶)に会いたい。その一心なのです。その娘がスターでなくて良いのです。普通 のあの娘で十分!


  

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