昨年リンゴシジミに会う事が出来なかった事を書きましたが、先週リンゴシジミの飛翔を目撃しただけで、心が癒され概ね満足出来ました。ところで実はもう一種類、昨年Fieldの心が充たされなかった種があります。それはオオイチモンジです。全く出会えなかった訳では無いのですが、出会えたのは１頭だけで、やや欲求不満でした。…ということで、本日は欲求不満晴らしその２です。
　場所は、そう！オオイチモンジと云えばチミケップ湖ですね。昨年まで湖に向かうルートが台風で寸断され、遠回りするしか無かったのですが、今年はどうかな？Fieldは、いつもなら湖の南から向かったのですが、昨年は通 行止めでした。今年は…大丈夫でした。しかも湖に着く前にオオイチモンジの姿を見ました。車を止めて撮影しようとするのですが、止まってくれずにどこかへ行ってしまいます。
　午前中だけで、悔しがること何と５回です。思い立ったのはかなり前ですが、大喜び出来るほどの数を目撃した林道に徒歩で向かいました。最初に目にしたのはボロボロのシロベリ（キベリ）タテハです。頑張ってるなぁ。

　昔この林道は車で入れたのですが、今は車輛通 行禁止になっています。車で入れなくなってからは、あまり来ることが無くなりました。久しぶりなので、色々と思い出しながら１時間ほど歩きましたが、林道両側の樹木も伸びて、すっかり薄暗い林道になっていた為か、オオイチモンジの姿は見つかりませんでした。迎えてくれたのはトンボ達だけ…

　チミケップ湖周辺の車で走行できる道を行ったり来たりしながら探しました。ようやく６頭目のオオイチモンジを発見し、漸く撮影成功です。動画も何分間か撮ることが出来ました。
　そうこうしている時に自動車が近づいてきたようです。わー、逃げちゃうよなぁ…。

　何とこの狭い林道なのに、次々と車が来ました。５〜６台だったでしょうか。その間、オオイチモンジは近くの木の上でじっとしてくれたので、これも撮影。良いポーズだよ！
　車が来なくなったら、また地面に降りてくれるかと期待をしていましたが、そこまでのサービスはしてくれませんでした。でも有り難うね〜！

　実は今日のField、ある原っぱでキャンプをするつもりでした。そこへ行こうとしたら、ご覧の様子です。でも、ゲートは開いていますので、車を乗り入れました。訓子府まで走り抜けたいのではなく、途中の原っぱへ行くだけですから…でも、走行中、もしかしてこの先でキャンプをしたら、明日はこのゲートが開いているという保証はないよね、と考えました。止ぁーめた！
　結局、湖近くのキャンプ場の駐車場で、車中泊をすることにしました。でもなぁ…あの原っぱに行きたかったなぁ。オオイチモンジも居るし、川が近く釣りもできて、しかも、舞茸が採れる場所だったのに…残念！