ちょっと残念(蝶多村)

クロヒカゲ(2021.06.12 蝶多村)

 一昨日(6/10)帯広市は今年初の真夏日。今日の予想最高気温は25゜ですが、さて何処へ行きましょう。行きたい場所が沢山あるのです。とりあえずは蝶多村を覗くことにしました。驚いたのはクロヒカゲの多さです。車を停め早速撮影。
 …と思ったらエゾタヌキを発見しました。カメラを向けながら数歩歩いたところで、タヌキも気付いて草むらに消えてしまって、撮影は出来ませんでした。ここでエゾタヌキを見たのは、もしかして初めてかも。エゾシカは増えていると思っていましたが、エゾタヌキも増えているのかも知れませんね。
 タヌキの撮影は諦めて、本命のチョウの撮影を…ここで嬉しかったのは、翅をしっかり開き表をしっかり見せてくれた個体が居たことです。

 

(2021.06.12 蝶多村)

 クロヒカゲは数百頭(匹)目撃しましたが、それ以上に次々に現れたのが蛾です。草むらの脇を歩くと次々と蛾が現れ、まるで花吹雪状態でした。数で言えば数千頭(匹)ですね。
 ところが、それだけの数が居ながら、どんな姿なのか観察させてくれません。粘って漸く撮影できたのが、この2種ですが、圧倒的に下の写 真の蛾が多かったと思います。

 種名は判りませんので、後日調べて書き込むことに致します。

 

モイワサナエ(2021.06.12 蝶多村)

 オツネントンボという、越冬するトンボもいますが、サナエトンボって発生が早いよなぁと思っていました。その理由は判りませんが、サナエ(早苗)というのは、田植えをする時期に発生するから付いた名前だと今頃気付きました。

 

コミスジ・カラフトタカネキマダラセセリ・キアゲハ(2021.06.12 蝶多村)


 チョウの発生数は少ないと感じましたが、種類はまあまあ居たようです。しかし、見たというだけで証拠の写 真が撮影できていない種があり、意地になって探し回りました。
 コミスジは飛ぶ姿を見ただけで、撮影できて居ませんでしたが漸く2頭目を見つけて撮影しました。翅は擦れていましたので10日以上前に発生していたのでしょうね。
 カラフトタカネキマダラセセリとキアゲハは、地面に止まっているシーンを撮影していましたが、何とか植物の上に止まる姿を撮りたくて、探し回った結果 です。カラフトタカネは雄が雌を追い回すシーンを2度見かけました。この個体も新鮮な翅をしていました。キアゲハは翅に傷がありましたが、地面 に止まる姿よりは良いかなと思います。

※Field noteお読みの方からフタスジ…はコミスジではありませんかとご指摘を頂きましたので訂正いたしました。長距離運転のし過ぎでしょうか、ボケていてすみません!

 

ヒラタシデムシ(2021.06.12 蝶多村)

 地面を歩く甲虫発見!いつぞや見かけたことのある甲虫ですが、撮影は初めてかも知れません。名前も知りませんでしたが調べた結果 、ヒラタシデムシのようです。しかし、シデムシ…って何だか縁起の悪い名前ですね。

 

エゾスジグロシロチョウ(2021.06.12 蝶多村)

 最初に書きましたとおり、行きたいところが複数箇所ありましたのでそろそろ移動を…と思い始めました。停めた車に向かって歩き始めたときに、チシマフウロに止まるスジグロシロの姿を撮影できました。
 Fieldはチシマフウロが大好きなので、チシマフウロに止まるチョウの写 真が撮りたかったので、少し嬉しく思いました。それにしても、蝶多村のチシマフウロの数、減った減ったよなぁ。残念!
 間もなくFieldの車が見えるようになった時、スジグロシロのペアを発見。…と言っても、仲良しの写 真ではなく、フキの葉の上で交尾拒否行動をとる雌に、しつこくつきまとう雄のシーンでした。

 

林道の状況(2021.06.12 浦幌町)

 正午少し前、次に行きたかった場所は士幌町でしたが、予報を確認したら午後から傘マーク。では、浦幌を目指そうと決めました。理由は幾つかあります。クリンソウが満開であろうと想像できます。そのクリンソウに、蝶多村で目にしながら撮影できていない、ミヤマカラスアゲハとエゾシロチョウが止まっているシーンを想像しました。更に昨年秋より頚椎を痛めているFieldが釣竿を振れるかどうかの確認…等々。
 曇り空でしたが気温は19゜です。林道に入り、ゆっくりゆっくりと運転をしていましたら、何と橋の手前にチェーンが架かっていました。車から降りて何故通 行止めなのか確認したかったのですが、理由が書かれた表示はありませんでした。
 仕方なく橋の手前のクリンソウを撮影していたら、何と雨が降り始めました。わおー残念。今日はここまで!実はその後、幕別 のポイントも覗きました。気温は25゜ありましたが今度は風が酷い!うーん、
明日に期待しましょう。

 

ミヤマカラスアゲハ・エゾシロチョウ・エゾヒメシロチョウ(撮影できず)アカマダラ他
ウツボグサ・ハマナシ


  

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