道産子アサギ探し(中札内村〜えりも町)

スジグロシロチョウ(2020.09.06 中札内村)

 9月になったら、今年の7/11に出合ったアサギマダラの子孫を捜しに、お天気の許す限り出かけようと決めていた。ところが気温の上がらない曇天が続いた。ようやく気温が20度を超えそうな日になったのでお出かけ。先ずはあのヒグマに逢った中札内村だ。そうそう“おっさんの買い物”で紹介した熊鈴を装着してますんで大丈夫(かな?)
 やたら飛んでいたのはスジグロシロ。それとスレたヒョウモン類でした。子どもの頃、チョウと云えばまずはモンシロという印象でしたが、近年見かけるのはやたらと(エゾ)スジグロが多い気がします。

 

コミスジ(2020.09.06 中札内村)

 スレたヒョウモンにレンズを向ける気がしませんのでパス!いえいえ決してバカにしているのではなく、哀れというか侘びしいというか、そんな姿を残して置きたくないよね…と思いましてね。
 出来ればこの秋生まれのタテハ類に期待したのですが、まあまあ翅が綺麗だったのがコミスジちゃんくらいでした。結局この日は2時間少々林道をさまよいましたが、成果 無しでした。残念!

 この記事を書いているのは10/4です。実は9月になり誕生日を迎え、65歳になった途端に、首の右側に異変を感じていました。数日間音湿布を貼り痛みは取れましたが、今度は右手が思うように動かなくなりこの頃から通 院が始まっていた次第で何卒ご容赦下さい。

 

日高山脈最南端(2020.09.19 えりも町)

 翌週の9/12・13は気温も上がらず断念して、シルバーウィークに期待を寄せておりました。過去の経験から、9月初旬には中札内村。中旬から20日前後には日高山脈南端での目撃例が多いのです。毎日天気予報と睨めっこをして19日に的を絞ったのですが、果 たして…
 お天気はまあまあ。気温も何とか20度を超えましたが嫌な予感がします。それは吸蜜植物の状況でした。アサギマダラのお気に入りがヨツバシオガマですが、もう開花期は過ぎ枯れています。次のお気に入りはタラノキやアザミ類ですが、それも終わりかけで、唯一トリカブトだけは未だ咲いていました。
 林道に入り、時速20kmくらいでトロトロと走り、吸蜜植物が見えると停車するというパターンを繰り返しました。写 真は車で通行できる日高山脈の最南端です。

 

ウラギンスジヒョウモン・ベニシジミ(2020.09.19 えりも町)

 トロトロ走り、林道の反対側の入口に近づきました。成果 が有ればそのまま舗装道に抜けるのですが、うーん…同じ林道を引き返し再挑戦することにしましたが、結局成果 無し。ヒョウモン類は有る程度の数居ましたが、翅が欠けたり鱗粉が落ちて翅が白い個体ばかり。唯一何とか見られそうな個体にレンズを向けました。完璧な個体はたった1頭見つけたベニシジミだけでした。

 この頃、右手の病院は3件目になりました。1件目・2件目の病院では、対応出来ないと言われましたので。3件目の病院でひたすら検査検査の毎日です。さて、どうなることやら…(あ、どうぞご心配・お気遣い無く。これは単にFieldの記録noteですから)

 


  

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