夏祭り(浦幌町)

ゼフ祭り(2020.08.10 浦幌町)

 3連休の3日目です。2日目は予報通りどよ〜んと曇り肌寒いくらいでした。でも、風が無かったのでドローンを持ち出して…と思ったら雨が降りだし、結局自宅待機したままでした。
 今日の予報も曇りでしたが、気温は20度台中盤。一昨日東へのお出かけは良くないとの占いでしたので、今日ならきっと良いよね…という稀薄な考えで浦幌町へ向かいました。でも、何時も行くポイントではない場所で、20年以上前にFieldがメスアカミドリシジミを初めて撮影した場所です。林道をゆっくりゆっくり歩きました。やたらジャノメチョウが沢山飛んでいました。他にはツバメシジミと、時々高速で飛ぶヒョウモン類。でも、止まってくれる気配はありません。
 ところが、ふと見上げてみたら樹上でゼフィルスが卍飛行をしていました。1つ、2つ、3つ…お祭りじゃん。考えてみたら、Fieldがここでメアカミドリを見て感動してから20数年だから、林道両側の樹木は20数年間成長して高木となり、一方Fieldは成長もなく歳老いただけ…って事な訳?!?!ダメだこりゃ!

 

トラノオ祭り(2020.08.10 浦幌町)


 少し粘りはしましたが、下りてくる気配もなく断念。車に戻りポイントを変えました。いえいえ、何時も行くポイントとは反対方向です。道路左手にオカトラノオの群生を見つけました。都合良く路側帯もありましたので停車。一昨日蝶多村で見かけたトラノオには不思議なほど蝶の姿は有りませんでしたが、今日は打って変わって蝶だらけです。
 圧倒的に多かったのがウラギンスジでジャノメチョウやスジグロシロ・ツバメシジミ・コキマダラ・オオチャバネなどが飛び交っていました。

 

トラノオ祭りその2(2020.08.10 浦幌町)

 蜜を吸いに次々と現れる蝶を見ていたら、Fieldもお腹が空いてきましたので、この場で用意して有ったコンビニ弁当を立ち食いしていました。すると、どちらさんかが走る音が聞こえ、思わず背を向けました。通 過後確認したら若い女性でした。その後も2人ほどランナー通過。今度は若い男性です。滅多に車も通 らない起伏のある道なんですけど、何でこんな所でランニングしてるのかなぁ?
 車を移動して、また蝶探しをしようとしたら、先程の男性ランナーが歩いて引き返すシーンを目撃しました。そうそう、さっき息が上がってたものね。

 

ウド祭り(2020.08.10 浦幌町)


 ゆっくりと車を走らせていたら、茶っぽい植物の塊を囲んでまたまた蝶達がお祭りをやっている様子です。運良く脇道がありましたので、そこに車を突っ込んで停車。近づいてみたらどうやらウドのようですが、こんなに茶っぽくなっても蜜が有る訳?(勿論、蜜が有るからやって来てるんだよね)
 ここもやはりウラギンスジが多かったようですが、ミドリヒョウモンも混じっていたように思います。

 

お祭りの後は…(2020.08.10 浦幌町)

 ところでFieldの状況ですが、沢山の蝶に囲まれて…でも、それだけで蝶(超)リラックス!特に逢いたい蝶に逢えたとかいう事でもないのに、蝶に囲まれただけで幸せを感じる、この感覚って一体何?気付いたら手にも腕にも肩にも背中にも蝶が止まっていました。おっかしいなぁ?防虫スプレーをかなり沢山かけたのに…それでも汗臭かった?それとも老人臭?
 お祭りって、楽しいんだけど、その後って何だか淋しいよね。午後1時前に霧雨が降り始めましたので撤収しましたが、その前に撮ったヤマブドウとサルナシの状況です。来月になれば収穫時期なのかなぁ?北海道の蝶シーズンが終盤を迎えるという予告でしょう。5月〜8月、それが北海道の蝶シーズンで半年もありません。可能で有れば年中蝶と遊べる土地で暮らしたいという想いが更に大きくなった気がします。


  

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