奥尻島上陸(奥尻島その2)

海上より(2020.07.23 江差港〜奥尻港)

 フェリーは数分遅れで出港した。取りあえずは船室内へ…。入った順が早かったので、奧の窓側の位 置を確保した。その後次々に乗船客が現れ見る間にいっぱい!Fieldは、とにかく隅っこでしばし休憩した。少しばかり睡眠もして目覚めたら、ありゃまた増えてるわ!殆どの人が寝ている状態だが、寝返りを打てば他の人に触れそうな距離。
 Fieldの手荷物は、カメラと小さめのリュックで、その中には小さなパイプ椅子とパソ。カメラから画像をパソに取り込み、画像をチェックして、不要な画像を処分してから、デッキに出た。めっちゃ東風が強く、水しぶきが舞う中、キャンプシートを敷き、その上でくつろぐ親子を幾組か見た。準備良いね〜。お子さんを人混みの中に連れて行きたくないと考えたのであろう。
 実はFieldが小さなパイプ椅子を持ってきたのも同じ考えで、全行程室内ではなく、半分以上はデッキに出ていようと考えたのだ。そこには、プラスチックの椅子も用意はされているが、案の定満席。近づく島を見ていたが、ん?渡島半島はどんな感じ?…と最後尾に行ってみたら辛うじてシルエットが見えていた。

 

海上から見たなべつる岩(2020.07.23 奥尻港)


 更に島に近づくと、そういえば奥尻島の名勝地なべつる岩を海の上から見たらどんな感じだろう?…と、目を凝らして見続けた。たしか、あの辺りのハズだが…
 あった、あった!でもねー、やっぱ海岸から海を背景に見た方が良いよね〜。おっといけない!間もなく入港だよ。車に乗らなければ…

 

下船状況(2020.07.23 奥尻港)ドラレコ画像より

 運転席で待つことしばし、何しろFieldの車はずっと奧にあったものでね。ようやく順番が来て下船直前の眺めです。皆さ〜ん、ドラレコ買うなら500万画素以上が良いですよ。200万では、こんなに綺麗に撮れませんからね。
 ところで、遠くの左に赤い壁が見えますよね。そうそう、ガソリンスタンドです。真っ先にここでガソリンを入れました。既に440km走って来たわけですから。当然メーター残量 は半分以下です。よほどフェリーに乗る前に入れようか悩みましたが、どうせ島に行くなら、その島にお金を納めた方が良いかと考えたのです。ただ、当然島の方が価格は上だろうと覚悟をしていました。

 G.S.には気さくそうな女性店員さんが居ました。万タン、現金でね…と伝えました。25リットルほど入り、気になる単価ですが、“125円です”って、あれぇ?フェリーに乗る前に見たいくつかの看板では、¥127が多かったと思うのですが…良かったぁ、ここに決めて!

 

本日 の野営地(2020.07.23 賽の河原)

 その後、数分南へ走り、信号を右折すると、島唯一のコンビニ、セイコマです。そこで明日の朝食用のパンとジュースを買いました。ラッキー!やきそばロール売ってたよ〜。
 車で引き返し、今度はフェリーターミナル付近にある“海館”へ、そこは漁協青年部が運営している海産物を扱うお店で、以前観光協会さんが教えてくれたお店です。そこでは、今夜野営で焼いて食べられそうな具材をピックアップし、北を目指しました。
  島の北端に“賽の河原”というエリアがあり、キャンプ場・トイレ・水道も使えて料金フリーです。Fieldは前回もそうでしたが、駐車スペースの一番奥に駐車しました。更にその奧には小さな原っぱがあり、ペグが打てるので、何時もカーサイドタープを使用するFieldには都合がよいことと、車の窓からの眺めがこれですからねー。

 

夕食(2020.07.23 賽の河原)

 ところが、ここで大きな問題がありました。タープを張ろうとテント地を広げたら、バタバタバタ…と凄い音を立てるのです。そう、強風ですね。サイトで調べたら風速8m/s。無理にタープを張っても風で飛ばされてしまいそうなので、止めることにました。しっかりタープ下で炭火を熾すつもりでしたが断念。こじんまりとやります。
 上の写真のオレンジ色は、先ほどのフェリーに持ち込んだミニパイプ椅子で、火の上にはジンギスカン。その下の鍋にはジンギスカンとうどんを入れてあります。ジンギスカンが終わると、鍋を火の上に置き、ジンギスカン味の焼きうどんにするのがFieldの定番です。
 下の写真は先ほど買ったさくら貝で、フタが開いたら醤油と日本酒を垂らします。旨かったよ〜。残りは酒蒸しにしましたが、これまたGood!カップの中は泡盛です。今夜は疲労回復に専念し、早めに酔って早めに寝まーす。オヤスミ〜!


  

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