さて、今日は何処へ行く？そだねー。昨日、魚釣りもしたかったけど出来なかったから、浦幌にでも行って小型ヒョウモン類を狙って、その後釣りってことでどうでしょう？
　そう考えて、自宅出発。曇り空で気温は19度でした。浦幌に近づくと青空も見えて23度。３・４度の違いでこんなにも温かさが違うのだと再認識しました。いつもなら１時間ちょいで目的地に到達するのですが、今まで未だ立ち寄ったことの無いルートを走りながらのんびりドライブでした。
　その途中、路肩に野鳥の姿を発見。当然飛んでしまうと思っていたのですが、脇を通 過しても飛んだ気配がありません。何で？怪我していて飛べないの？気になって停車して徒歩で近づきましたら、こちらを見ていて、結局その後飛び去りました。あー良かった。飛ぶ体力はあるのね。…で、あんた誰？頭頂部が赤いからベニヒワ？にしては、もっと大きいイメージ。じゃあアオゲラ？

　ようやく目的地付近まで来ました。ここまで２時間。いつもより30分以上寄り道をしたようです。その時キタキツネを見ました。まだ、子供のようです。減速して通 過して、バックミラーで確認すると、どうもFieldの車を追いかけて走っているようです。何んで？気になって停車しました。
　その後、後続の車２台を交わしながらまだ走ってきています。Fieldの車に追い付くと車の前まで来て、Fieldの方をじっと見つめていました。何で？誰かに餌を貰った経験があるの？こいつなら、何かくれるとでも思ったの？でもさー、ゴメンね！飲み物は有るけどアンタが食べそうな物は無いのよ、許してね。

　ついでながら、蝶以外に出会った動物達を紹介しますね。いつも沢山のトンボを見る池で、トンボの姿を見ていたときに、何故か視線を感じました。最初は逆光でよく分かりませんでしたが、どうもエゾシカが遠くからFieldを見ていたようです。逃げることもなく、じっとこちらを見続けていましたので、シャッターを切りましたが、モロ逆光でシルエットしか写 って居ません。露出を変えながら、結局３枚撮った内の１枚です。
　実は、その後エゾタヌキを目撃しましたが、撮影できず。更にエゾリスも見ましたが、それも撮影できませんでした。それにしても先週のヒグマ以来野生の様々な姿を見ています。何で？というか、本来ならヤバイ場所ばかりにFieldが行っているって事でしょうね。

　林道を車でトロトロと走行しながら蝶を探しましたが、林道には吸蜜植物もなく、時折地べたに止まっているタテハ類を幾種類か見ただけでした。
　比較的多かったのはシータテハです。他にもコヒオドシや、クジャクチョウも見ましたが撮影には至りませんでした。

　一番数を見たのはコムラサキです。…で、静止しているのはヒグマの落とし物の上です。このエリアも、ヒグマの研究をしている方達の観察エリアだと聞いてます。
　ところで、釣りの件ですが、結局竿は出さず終いでした。うーん、Fieldにとって釣りはやはりオマケの一つだからでしょうかね？思った通 りの蝶の撮影が出来なければ、あちこち移動して、結局竿は出さないことが多いようです。また、今回は川に水が少なく、どこでも長靴で渡れそうな水流でしたので、蝶ダメ！魚ダメ！では、ショックが倍増しそうですから…。