Mavic mini 練習風景
その1(ドローン・ムービーからの1コマ)蝶多村 2020.05.17

 今年の春は早いと聞いて胸を膨らませていたが、確かに桜の開花は平年より数日だけ早かった。でも、それだけ…。春の蝶を満喫出来てはいない。昨日も雨模様。今日、十勝管内の天気予報と睨めっこしたが、どこも曇りで、気温も低い。唯一浦幌だけ気温が18度になっていた。Fieldにとってこの“18度”というのが重要で…それは辛うじて蝶が飛ぶ気温なのだ。
 当然、朝から浦幌を目指したが、確かにやや気温が上がっているようだが、何と雨がポツポツと落ちてきた。予報に傘マークは無かったハズなのに!!仕方なく釣り竿を出してみた。せめてお魚さんと遊びたいと思ったのだが…中学生サイズのニジマスが1匹だけ…。たとえ中学生サイズでも、複数匹なら持ち帰って料理するのだが、1匹じゃねー。リリースしてふと気付くと東の空に雲の割れ目を発見!慌てて蝶多村を目指した。
 ところが、東へ向かう程気温が下がってきた。そうだよねー、蝶多村近辺の予想気温は14度だったよねー。勿論蝶の姿はなく、仕方なくドローンの練習をすることにした。遅咲きの桜の木を見つけ、下からゆっくりと上昇しながら撮影。桜の木の高さを超えたところで旋回させ360度回転するという動画を撮ってみた。

 

その2(ドローン・ムービーからの1コマ)白鳥大橋付近 2020.05.17


 普段蝶の写真を撮っていると、構想を練るという事はしない。こういうシーンを撮りたいと思うことはあるのだが、撮影者の思いを平気で裏切ってくれるのが常なのだ。しかし、自然の風景が相手だとそうではないと思い知らされた。天候と風には左右されるかも知れないが、後は撮影者の構想が大切なのだと気付いた。どの方向から、どの程度の高さで、カメラの上下の向き(角度)は、移動の速さはどうする?…様々な事を予測し、想像しながら組み立てる必要があると気付いた。
 帰り掛けに、白鳥を大橋を渡っているときに、白鳥公園が、タンポポ畠になっているのに気付いて引き返した。公園の奧に車を停め、ドローンを高さ1.5mでカメラの角度を下にしてタンポポを写 しながら直進させた。ある程度離れたところでドローンを上昇さ、高度30mくらいでストップし、旋回しながら十勝川を写 し撮影しているFieldを捉えてから、高度を下げて手許まで飛ばしてみた。そうして今回作った動画は、2分少々だがそのデータ量 は、普段のField Noteの半年分に相当するという事が分かりビビっています。今後、動画をどういう扱いにするか様々な方向から考えたいと思います。この動画を見たいとお思いの方には、取りあえずF.B.には公開しますので、トップページのhttp://y-field.com/からご覧下さい。


  

←戻る      2020年版目次へ      次へ