3蜜を目指して

ヒメギフチョウ(2020.05.03 旭川市嵐山)

 姫にお目通り…は分かって貰えると思いますが、何でこのご時世に“3蜜を求めて”?そう思われた方もいらっしゃると思います。Fieldの思いは“咲き出した花の蜜を求め、密集する姫に、密着して画像を撮りたい”その一心でした。
 ここまでの走行中、気温はどんどん上昇し、24度まで上がりましたが、林道に入ると21度。気にしていたのは、のんびり昼近くに到着したので、気温が上がり過ぎて姫の活動が活発になり、静止してくれないのではないかという心配でした。ポイントに近づいたとき案の定、姫(ヒメギフチョウ)が高速で飛ぶ姿を複数頭見かけましたが、ゆっくりと花に止まる姿を見ることが出来ませんでした。
 ようやくいつものポイントに到着しました。遠かったなぁ。いつもと違ってポイントから遠い駐車場を利用したことと、途中に崖崩れや倒木があり、更に遠回りしましたのでね。やれやれと思った時にお姫様を発見!やった!と思いましたが何か様子がおかしいと気付きました。

 

もろ3蜜(2020.05.03 旭川市嵐山)

 最初、Fieldは蜜を吸っている雌に雄が交尾を求めたシーンだと思ったのですが、よーく見ると交尾中のペアに対して、更に雄が求愛していることに気付きました。
 ヒメギフチョウの交尾は、飛んでいる雌に雄が急襲し、地べたで交尾するシーンを幾度も目撃しています。しかし、ペアで花に止まるシーンは始めて見ました。更にそのペアに対して求愛するシーンなんぞFieldの半世紀以上に渡る観察でも初めてのことでした。

 最初、ペアに対して攻撃的な雄でしたが、次第に落ち着き3頭でじっと花に止まったままで1時間以上経過しました。でも待てよ。これって、もろ3蜜じゃないの?

 

ヒメギフチョウ(2020.05.03 旭川市嵐山)

 この3蜜集団を気にしながら、周囲をうろつき、戻っては様子を見て、また違う方向へうろつき、また戻って様子を見るということを繰り返していました。
 スギタニルリシジミは撮影しましたが、翅が傷んでいましたし、タテハ類も飛ぶ姿を見ましたが、種の特定も出来ませんでしたが、唯一エゾエンゴサクで吸蜜するヒメギフチョウを捉えました。妙に嬉しかったなぁ。

 

帰路(2020.05.03)ドラレコ画像より

 午後3時少し前に帰路に着きました。多くの種類の蝶とは出会えませんでしたが、貴重な3蜜シーンを捉えることが出来て嬉しく思いました。そうして、今回紹介させていただいた画像には、多くのムービーの一コマだったりしています。
 今後のField Noteは可能な限りムービーも掲載したいと思っていますが、ムービーの種類“.mov”が良いのか“m4v”が良いのか、解像度はどのあたりが良いのか、試行錯誤したいと思っていますし、出掛けた先の景色、その地で料理し食べた物の紹介、更には先日買い求めたドローンによる画像なども紹介したいと欲張っています。後は、ムービーはデータ容量 が大きいので、Fieldが契約しているサイトとの容量と相談しながら可能な限りその地の魅力も発信できれば良いなぁと思っていますが、どうなりますか…

 話は飛びますが、コロナウィルス問題です。Fieldの住む帯広市は、北海道地方都市の中で唯一発生者は0です。十勝地方に範囲を拡大しても、北海道発表で3名ですが、2月中札内村で1名…この方は就学未満児で千葉のディズニーランドに行った行動歴があり陽性でしたが、重症化せずに完治。その後高齢女性の陽性が発表されましたが、彼女の現住所が十勝管内だったというだけで発症したのは札幌癌センター内に入院中のことでした。これって十勝の発生数と発表する訳?大疑問!更に音更町の某院入院患者が陽性と発表されましたが、帯広市内の厚生病院に転医した後は陰性が続き退院ということで、現在0と言いたいのですが、ベッド数から溢れた十勝以外の地方の患者を帯広市内の病院が引き受けている様子もあります。今年はニンジンをぶら下げる事も出来ず、沖縄にも、一昨年のリベンジで奥尻島にも行けず、馬車馬の前にニンジンはぶら下げることが出来ませんが、様々な角度からアウトドア、蝶を主にした動植物の画像を追い求めたいと思っています。Fieldの本業も売上が落ちて苦しい状況ですが、今後は愚痴らず、楽しいOUT DOOR活動を続けたいと考えています。皆様も頑張って下さいね!!


  

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