織り姫に逢いに…

オオイチモンジ(2019.07.07 中札内村)

 七夕ですね〜。七夕に関係する予定は何もありませんが…。本日の天気予報は…朝から曇りで、昼からちょこっと太陽が顔を出してくれて、最高気温は20度かぁ…平日には夏日の予報が出たりしていましたが、どうも週末ごとにパッとしません。でも、この時期、雨でない限りお出かけしなくちゃね。
 向かった先は中札内村。やはりアサギマダラを見てしまったので、まだどこかにいるのではないかと気になって仕方ありません。まー世代交代の時期ですから確立はかなり低いですけどね。 いつも車を停める林道入口のちょいと手前で何かを発見しました。ん?ミスジ?と思ったのですが、よーく見ると、少し小さめのオオイチじゃあありませんか。慌てて車を草原に突っ込み停車。カメラを手に飛び出して撮影しました。
  それにしてもこの固体、ここの地べたに執着があるようで、簡単に飛び去ることは無さそうです。そこで車に戻り三脚を出してカメラをセット。ひたすらムービーを撮りましたが、腕悪いよね〜。昨日のオオイチは、一度の飛翔シーンだけで終わってしまいましたので、仇を討った気分です。 ところで、撮影した動画、どうするの〜?未だに方針が定まらないFieldです。

 

ミドリヒョウモン・ギンボシヒョウモン(2019.07.07 中札内村)

 オオイチで満足して、林道を歩き始めました。お昼直前なのですが、雲に裂け目が出てきましたので、気温上昇の期待が叶いそうです。少し明るくなった林道には元気なヒョウモンチョウが2種飛び交っていました。

 

ジョウザンミドリシジミ(2019.07.07 中札内村)

 何かが飛んだので必死に目を凝らして追い、着陸地点にそっと近づくと…“おっ!ゼフ類だ!”未だシーズン前だと思っていましたので驚きです。確認してみたら、十勝での最速記録が7月4日ですから、やはり今年は早いと思います。

 

サカハチチョウ(2019.07.07 中札内村)

 サカハチチョウを1頭だけ見かけました。でもこれって第一化(春型)だよね〜。今、今年は早いと言ったばかりですが、うーん種類によるってことだよね。めっちゃ早く出現するチョウと、遅かったりダラダラと発生したりするチョウが居たり…うー、今年はワカラン!

 

ミスジチョウ(2019.07.07 中札内村)

 オオイタドリの葉の上に何かが止まりました。しかし、辛うじて見ることが出来たのはここまで。フタスジでは無さそうだからミスジ?コミスジ?白斑の形と大きさを考えると、十勝では少ないミスジチョウですね。

 

ショウザンシジミ(2019.07.06 中札内村)

 ジョウザンシジミは先程も見ましたが、翅がボロボロでした。しかし、こちらは悪くないコンディション。ここでは今年、G.W.前から発生していましたが、先程のボロボロは第一化の生き残りで、こちらは第二化でしょうね。

 

コチャバネセセリ(2019.07.06 中札内村)

 ガガイモ科のイケマの花にコチャバネが吸蜜に来ていました。この場所は林道の両側にイケマが生えています。イケマと云えばアサギマダラの食草ですから、アサギマダラの産卵シーンに出逢えないか、幼虫は居ないかと探し回っていたのです。でも、残念ながら姿を見ることは出来ませんでした。後は9月、北海道生まれのアサギマダラとの出会いが待ち遠しい。

 

ヒメアカタテハ(2019.07.06 中札内村)

 こちらも先程から、飛んだよな〜と指を銜えていたヒメアカです。林道から出る直前に撮らせてくれました。ありがとね〜

 

オオイチモンジ(2019.07.06 中札内村)

 林道を出て、車に向かっている時に見つけました。先程のオオイチ撮影現場から100m位 の場所で、同一種?とも思いましたが、先程のオオイチは右前肢先端に欠けがありましたが、こちらは完ピンで別 固体ですね。吸水に来ているスジグロシロチョウが周囲を飛び交っていました。
 気温は22〜23度だったでしょうか?うっすらと汗をかきました。アサギには逢えませんでしたが、期待よりやや多目の織り姫たちと出会えて満足でした。



  

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