読み当たらず

ツバメシジミ(2019.05.25 中札内村)

 本日の予報気温、帯広市は真夏日。高低差あり過ぎだよね〜。年間最高、最低気温差70度の土地柄ですからね〜。川に立ち込んで竿を振りながら涼もうかと思いましたが、待てよー。もしかして、例年だと6月初旬に現れるオナガアゲハがあのツツジに出るかも知れない。そんな期待を込めて、いつもの中札内ポイントの奧を目指すことに決めました。
 …で、結論です。エゾムラサキツツジが一部開花した状態で、他の種のツツジは未だ蕾のまま…で、オナガアゲハもミヤマカラスアゲハも見ることは出来ませんでした。わぉ!読み違いだ!!今年の季節の推移が全く読めていない!例年より2週間早いと読んだのが間違いで、せいぜい1週間ですかね。
 さーて、どうしましょ!折角ここまで来たのだから、せめて例のジョウザンポイント?でも、ジョウザンは既に今年撮影に来てるからねー。居ても擦れてるんじゃない?でも、何とか蝶に逢わなければねー。…等と考えながら定点ポイントへ、車が2台。先行者のようです。ネット持参のおじさまに“ジョウザンですか?”と声をかけると“神奈川から5人で来たのですが早すぎたようですね”“ジョウザンはG.W.前から撮影してますので、遅いのだと思いますよ”等と声を交わし、その後撮影したのがツバメシジミ。それこそジョウザンかと思いピンを逢わせたのですが、違っていました。

※ツバメシジミをコツバメと表記してしまいました。ご指摘いただいたkimaruriさんに感謝致します。ボケてすみませんでした(汗)

 

トラフシジミ(2019.05.25 中札内村)

 林道の両側にはシャクが咲き乱れていたが、そこでトラフ発見。いやー好きな柄なんですよ。ところが花の下や中に潜り込みなかなか気に入った写 真が撮れません。光線が強くて翅に影が映ります。そこで、低く構えてストロボ撮影をして、何とか…。(確認したらトラフは、過去の記録では最速が6月5日でしたから、やはり10日ほど早い記録でした。)

 

コツバメ(2019.05.25 中札内村)

 続いて、コツバメです。この蝶もあまり吸蜜シーンを撮影した記憶がありませんが、シャクって春先の小型蝶には有り難い存在なのかも知れませんね。(アゲハ類が吸蜜したシーンは見てませんので…)

 

アカマダラ(2019.05.25 中札内村)

 先ほど、ネット持参のおじさまとお話をした時に、狙っている蝶の話になり、アカマダラ…と仰ってましたが、“北海道人にとってアカマダラは普通 種ですよ。私たちにとって稀少なのは、本州で普通種のダイミョウやキタテハですから”と言うと笑ってましたが、はい、そのアカマダラ居ましたよ!

 

ジョウザンシジミ(2019.05.25 中札内村)

 シャクの沢山密集している場所から引き上げて林道を出口に向かっていると、ジョウザンに出逢いました。この蝶って、ここではG.W.前から発生するのですが、場所によっては7月に姿を見ますし、その後2化もします。発生がだらだらと続く種なんですね。

 

エゾヒメハルゼミ・ヒメウスバシロチョウ(2019.05.25 中札内村)

 林道入口で、先程からやかましく啼くハルゼミを発見。いやーこのセミも5月とは早すぎない?車に乗り込み走り出したら、え!?何か飛んだよぁ。もしかしてウスバ??慌ててカメラを掴み外に出ると、やはりヒメウスバでした。これも帰宅後確認したら、過去の最速が6月3日でしたので、確実に季節の推移は1週間以上早いと考えられますね。

 

おまけ(2019.05.25 中札内村)

 実はまだお昼を少し過ぎた時刻です。帰るには早いよなぁー。…で、帰宅途中の札内川です。過去に実績はあった場所ですが流れが大きく変わっていました。大きな期待は出来ないと思いながらルアーを流したら、ん?何かかかった?10cmほどのヤマメでした。当然リリース。その後1度だけ、アタックが有りましたが、フッキングせず。本日のOUT DOORはこれにて終了ですが、明日の帯広市、予想最高気温が35度超えるようです。うーん、どうしましょう??

ミヤマカラスアゲハ・ツマキチョウ(撮影できず)


  

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