春に逢いたい蝶
吊り橋(2019.05.11 帯広市岩内)

 その季節季節で、どうしても姿を見たい蝶があります。春はヒメギフに始まり、ミヤマセセリ、チャマダラセセリ、そうして、今年未だ逢えていないツマキチョウがその候補ですかね。今年の季節の推移は、例年より少し早く推移しているとの感覚ですから、もうツマキも出ているだろうとの予測で、岩内方面 を目指しました。
 目指すポイントのちょっと手前、岩内仙境という場所です。帯広市内ではもうエゾヤマザクラのシーズンは終わってますがここでは丁度今が見頃のようです。子供の頃、この吊り橋が珍しく好きな場所でしたが、あれ?吊り橋の色が桜色になってるようです。何時の間に?

 

ミヤマセセリ(2019.05.11 ポロシリの森)

 目指すポイントに到着し、どこに車を停めようかと考えながらもズルズルと林道の奧に車を停め、降りてみたら車の50cm程前のタンポポにミヤマセセリの姿がありました。ふーっギリギリセーフ!

 

ツマキチョウ(2019.05.11 ポロシリの森)


 次に出逢ったのが、待望のツマキチョウでした。シロチョウ科で、前翅先端に色がある。このパターンってツマキチョウとツマベニチョウ。すこし広く考えるとツマグロキチョウですかね。Fieldはこれらの種をネコミミ属と呼んでいることはいつぞやField Noteにも書いた記憶があります。いやー好きなんですよ!あ、猫ちゃんもね。

 

エゾオオサクラソウ(2019.05.11 ポロシリの森)

 ツマキは結局♂2個体しか確認できませんでした。やはり訪れる時期が少しだけ早かった気がします、植物もエゾオオサクラソウを見つけましたが、期待したシラネアオイは見つけることが出来ませんでした。
 その後、釣りをしたくて更に林道の奧を目指しましたら、ゲートが閉まっていました。そういえば、先程看板があったのを思い出し、行ってみたら看板には“有害鳥獣駆除期間…”こんなの初めてここで見ました。構わず釣りをしようかとも考えましたが、今日のField、迷彩 の上下でした。もっと派手な衣裳なら川辺に立ったと思いますが、迷彩 ではなー、誤射されてはたまったもんじゃぁありません。今日はこれで終了!

 


  

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