前々章に“大人の火遊び”を掲載しましたが、その後も毎日アルコールストーブを作り続けています。既に10数個かな。そこでで、漸くこれで良いかも…という代物を完成することが出来ました。見栄え、火力共に概ね満足！
　でもね、何かもう一つ納得が出来て居ません。何なんでしょうね？理想のアルコールストーブって何がポイントなんでしょうね？まぁ、それは作り手の都合が第一ですよね。そうでなければ、既製品を買えば良い訳ですしね。

　色々考えた結果 …アルコールストーブを手作りする目的は、ある程度の火力、ある程度の燃焼時間（コーヒーだけではなく、ご飯を炊きたい）、見た目は見栄えだけでなく、どのような素材を使って作ったかというアピール…なんてことを考え始めました。
　アルコールストーブって、既製品だと平ぺったいスタイルが多く、その方が燃焼効率が良いことには気付きましたが、それだけでは手作りする意味が薄い気がします。そこで、燃焼効率は少し後にして、アルコール量 がたっぷり入って、長時間使えることと、本来のアルミ缶のデザインを残すこと…に専念してみたのですが、一度の燃焼実験で、Fieldがこよなく愛するオリオン缶 の塗装がこまで焦げるとは…！もう少し何とかならない？

　更なる試行錯誤の結果がこの品物で…燃焼実験の結果 、これくらいの塗装焦げは、まあ仕方ないでしょう。期間限定缶ですが１シーズンくらいならオリオンだぞ！と言えそうですし、容量 はかなり有りますので、飯盒飯は炊けるでしょう。…で、これで満足？いやいや未だ続きそうな気配がします。困ったおっさんだこと…