大人の火遊び

着火(2018.10.27 自宅)

 Fieldは間もなく超多忙時期に突入する。11月に入ると土曜は先ず休めない。希望としては竿納めなのだが、朝からなかなかの勢いで雨降り。でも、どうしても会社には行きたくない。じゃ、何する。手許にエキネンという薬品があった。仕事で使う機械の洗浄用に買ったのだが…“エキネン”って液燃のことだね。成分はメチルアルコール70%エチルアルコールを足すと97%がアルコールじゃん。これを本来の使用目的で使ってみようと思い立った。
 せこせことカッターやピラニアソー、ドリルを駆使してアルコールストーブらしき物を完成させた。早速燃焼実験。左、着火2〜3分後
で、未だ予備燃焼状態。右、本燃焼になった。正直に言うと、一発で出来た訳ではなく、一号機は某サイトを参考に完成したのだが少し火力が弱いかな〜と思いながらティーポットを乗せたら消えちゃったのだ。あれま!五徳が必要でしたか!めんどいな〜…ってな結果 で、こちらはオリジナル設計で作りなおしたもの。さ〜て…

 

燃焼(2018.10.27 自宅)

 やったー!五徳無しで問題なく燃焼しています。火力もアルコールストーブにしてはまずまず。感激です!7分後、400ccの水が沸騰しました。もしかして、これって飯盒で米2合くらいなら炊けそうですよ。

 

材料(2018.10.27 自宅)

 使用したのはこの素材です。通 常ハンドメイドのアルコールストーブは2缶使用しますが、Fieldが設計した物の材料は、1缶 のみ。アルミ缶を3つに切り、上部、下部、そうして内部に中間部分を作って2室タイプにしたのです。センター(1室)のアルコールが燃えて温度が上がると、外側の 2室にあるアルコールが勢い良く20個空けた穴から噴出することで五徳が無くても燃焼は続きます。
 あ、もう一つ…言い訳ですが…、こんなに簡単にイメージしたストーブが出来ると思ってなかったので、缶 の塗装そのままで作りました 。でも、これは使えると感じましたので、その後サンドペーパーで磨き上げました。磨いたアルミはスチールと違って、加熱してもそのままシルバー色を保ちますからね。…で、今、もう一つのアイデアが浮かんでいます。機会が有れば後程ご報告しますね。



  

←戻る      2018年版目次へ      次へ