芸者と侍

シロハラゴジュウカラ(2018.10.13 幕別 町)

 巨大な地震後、毎週末には様々なイベントがあった。帯広市立第六中学校同期会・帯広神社秋季例大祭・帯広市立翔陽中学校文化祭・プラザ六中祭…等々。Fieldはそれぞれのイベントで役員を引き受けていた。そう、おっちょこちょいなんです。頼まれると嫌と言えない性格で…。結果 、超多忙!もうちょっと時期をずらしてくれよ!更に職業上、この時期は多忙で、もうヘトヘト!
 そんな中、ようやく時間を作りお外遊び。…と言っても遠出が出来る状況ではなく、先ずは近場の幕別 町へ…。迎えてくれたのはゴジュウカラ。こんな至近距離で、しかも地べたに下りている迂回は撮影したことは無かったかも。欲を言えば、シマエナガに期待しましたが、出会えるチャンスはありませんでした。

 

ゲイシャ(2018.10.13 蝶多村)

 公園内を歩きました。ここでの期待はイチモンジセセリでしたが、もう既に時期が遅かったのだと思います。モンキチョウが僅かに飛び、元気だったのはこのクジャクチョウ。この蝶の日本亜種の学名は“geisha”。蝶仲間は“芸者が居た”と表現します。

 

コクワ(2018.10.13 幕別町)
 その後に行ったのはコクワの産地。コクワって初霜の直後が甘味を増して旨いと言われますが、今年の十勝はまだ降霜がなく、まだ少し早いかも…との思いでしたが、時既に遅し!実は完熟し柔らかくなっていました。どこかで書いたかも知れませんが、これってキウイと同族で、Fieldの好物なんですが、ただ今回は地上3〜4mの斜面 に発見しました。
 いつもなら位置が高すぎて断念するところですが、今回は違いました。皆さん想像して下さい。空のペットボトルです。半分からやや下に切り目を入れ、そこから逆三角形にカッターを入れます。ペットボトルの口に柄を取り付けます。それをコクワ取りに用意していました。開けた三角形にコクワを入れて引っ張れば良いのです。お陰様で写 真のコクワの9割は取り込む事が出来たのです。持ち帰ったコクワはヨーグルトをかけて頂きました。味はご想像下さい。ラッキー!

 

十勝平野(2018.10.13 蝶多村)

 調子に乗ってコクワを見たことのある蝶多村に行きましたが、ここの産地では既にコクワが落ちた後かと思います。残念!代わりに十勝平野が見え、その向こうの日高山脈が、やや雲に隠れながらも姿を見せてくれました。

 

サムライ(2018.10.13 蝶多村)

 諦めて帰ろうとした時に蝶が飛びました。エルタテハです。エルタテハは日本亜種学名“samurai”今年の蝶遊びもそろそろお仕舞いだろうと思う時期に、芸者と侍に会えて少しは満足できたかなぁと思いながら帰路につきました。


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